今年も浮足立つ季節が到来ね。
学年末なんて言ったらまだ早いけど、パスクワ休暇が終わるとあともう1ヶ月ちょっとで夏休みに入っちゃうイタリア…
あら…こう改めて書いてみると、
すこぶる学年末…だった…
さて、この時期になると研修旅行が催されるわけ。
長子、今年も“無事”出発しました!
パスクワ休暇後、すぐに予定されていたこの旅行。
本当にヒヤヒヤしたわ。
だって、パスクワ休暇にひどい風邪を引いていた私達。
唯一、長子だけ移らなかったの。
侍(主人)は、『今のうちに風邪引きなよ!』とか、斜め上の回避法を長子に言ってたけど、移ることなく無事にお出かけしていったわ。
今回はリミニという、イタリア中部の南側に位置する都市を拠点にボローニャにも行くらしい。
らしいって…ちゃんと把握してないの?って思うでしょう?
昨年もそうだったけど、前日まで泊まるホテルすら教えてもらえないのがイタリアよ
もうその辺は、長子が分かってればいいわ…って考えに変わったわ。
今回は、飛行機での旅行!
楽しそうね〜。と、ワクワクしていたら…
前日に前入りしている他のクラスからホテルがありえない!という前情報が回ってきた…
なになに?何が酷いの?と、聞いてみると…
全てにおいてありえないんだけど、夕食が生焼けだった…って…
この日の夕食は、鶏肉のコトレッタ。
鶏肉、生はやばくない?…
そして、クソほどに不味い…
行く前日からそんな事で賑わったクラスチャット。
長子は、ものすごく偏食娘の慎重派なもんで
イタ子は、生肉食べてお腹が痛くなる心配はしていなかったんだけど、一応、生肉だったらヤバいからセコンドは切り刻んで確認してから口に入れること。
もし、生肉だったらもう一度火を通してもらうようにお願いしてね。と、言っておいた。
さて、出発の時。
空港の一角は、長子のクラスメイトと保護者と一緒に行く4年生の子達(流石に4年生になると保護者の方はいなかった。)でごちゃごちゃになってた。
もう早く中入ってくれないかしら…と、思うほど待たされ、ようやく
出発!
楽しんできてね〜!!と、送り出したんだけど…
ホテルに着いたらしい長子から早速、愚痴のオンパレード…
『ママ!女子5人一部屋なんだけど!ありえない!』
え?楽しそうでいいじゃん!
『部屋がめちゃくちゃ狭い!
二段ベッドなんてありえない!!』
え?…た、楽しそうでいいじゃん。
『この狭い部屋でタバコ吸われたら死ぬ!』
え…あ…たのし… 何も言えね…
そして1番あり得なかったのが、
トイレ in シャワー
え?どんな状況????って、みなさんも思うでしょう?
見せちゃう。
え?…ちょっと理解できない…なにこれ?
そして、違う部屋の子のも酷かった(笑)
ちょっと見てみて
水出したら、全部溢れる(笑)
そしてこの部屋もビデ in シャワー(笑)
トイレ別で良かったねって思ったらしいわ。
長子たちの部屋は、うちの子供部屋より狭いらしく
そちらの写真も送られてきた。
え…ベッドの間隔おかしくない?
しかもさ、このシーツありえなくない?
何もかもが私のツボを刺激してくれて、もう笑いっぱなしな私に対して長子は激おこぷんぷん丸(古いなんて言わないで)で、ありえない!を連発。
大変だね〜!と、口では言いながら、もっと頂戴!っと願ってる鬼畜なイタ子
夕食は、なにこれ?残飯?的なものを食べさせられてて、これまた可哀想だった。
高っかいお金出したのに、これか?ってなるけど、それもこれも楽しい思い出になるのならPriceless!
思い出が増えている長子。
無事に帰ってきてくれることを祈るばかりです。