3年前、劇場の子供コーラス隊に入った長女。
初めはイヤイヤ行っていたのに、今ではレッスンが楽しい模様。
良き良き
シチリアにありますマッシモ劇場の子供コーラス隊は、2種類に分かれていて
Coro voci bianche (白い歌声隊)
Coro voci arcobaleno (虹色歌声隊) となっていて
白い方は、イタリア人の子供達のみ…
虹色は、ハーフか外国人の子供達…
え?これって差別じゃないの?
って、思ったこともありましたが
そもそも、イタリア人と外国人の骨格から鼻の高さ、喉の可動域などなど違うらしく
アジア人は特にですが、鼻が低い為喉をあまり開けずに声を出しているんだそう。
なのでイタリア人の中に入ると、どうしても外国人の子が目立ってしまうらしいの。
なので、分けて練習して喉の使い方などを指導してもらう必要があるらしく、分けているんだとか…
ほーほーほー。勉強になるわ。
イタリア人の子達は割と1年くらいでオペラに出させてもらえるらしいのだけど、うちの子、日本人なもんで3年かかりましたわ
他の子も大体それくらい。
4年掛かった子もいたりして、なかなか難しいらしいの。
あとから入ってきた子達がオペラに出れて私は…と悩んだ事もあったり無かったりした長女。
それでも辞めずに頑張ったのですよ。
オペラに出られると決まった日、仲間たちが泣いて祝福してくれたそうよ。
出られない子もいるのに、自分のことの様に喜んでくれたんだって。
母、感激よ。いい仲間に巡り合ったじゃない。
さて、オペラに出るのにやらなきゃならない事があるらしい。
先ず、1800年のお話なもんでメガネはだめ…
という事で人生初のコンタクトレンズ!!
目が〜!目が〜!!(ムスカ)な状態に。
見えるってこういうこと!と、はしゃいでたわ。
そして、髪の毛の色…
ナチュラルに染めてこい!とのお達しよ。
劇場の美容師さんとお話して、後ろで束ねたりするのであればスプレーで乗り切ろうかな?と考え中。
衣装も出来上がったわ!