昨日、学校の保護者chatに明日、彼女のために黙祷を捧げましょう。と連絡が入りました。
私はこの事件を知らず、何が起きたのか調べると…
昨日、シチリア·パレルモに住む10歳の女の子がTikTok(SNS)のブラックアウトチャレンジという企画に参加し、亡くなりました。
とても痛ましい出来事が起こってしまいました。
一昨日、彼女は自宅の洗面所で、自身の首に紐を巻き、吊り下がる状態で何分耐えられるか!?というTikTokの馬鹿げた企画に参加しました。
バタバタともがき苦しむ動画を盗り、やがて静かになった所を彼女の叔父が発見。
すぐに救急車を要請しましたが、自動音声になったため叔父自らの運転で病院へ担ぎ込んだそう。
その後、すぐに治療は開始されたましたが昨日、脳死判定され彼女のご両親は臓器移植に同意しました。
このTikTokは、中国企業が運営するアプリケーションで度々、この様なチャレンジ企画で命を落とす若者が増えています。
先日もアメリカに住む15歳の女の子が、どれだけ薬を飲めるかという企画に参加し、薬物過剰摂取で亡くなりました…
これらの出来事を受け、イタリアのコンテ首相はイタリアでのTikTokの使用を禁止する方向で検討を始めたそうです。
長女が初めて携帯を手にしたのは11歳のお誕生日でした。
娘のクラスでは、娘が一番最後でした。
その事でからかわれたりしたと思いますが、私はこの判断は正しかったと思っています。
まだ10歳の子供たちが、明け方3時までチャットをしポルノ画像を送るという現実が5年前からあったのです。
長女は、14歳ですが未だに充電はリビング、自室での携帯使用は基本禁止、それぞれのアプリは時間制限を設け、ダウンロードには親の許可が必要と設定しています。
厳しいと思いますか?
でも、子供を守るのは親の仕事です。
15歳になったら少しずつSNSの使用を認めようと思っていますが、それも親の監視が必須条件だと思います。
この様な出来事が繰り返されない為に何を教え、何を伝えなければいけないのか考えていかないといけませんね。