Italiaspeedのロックな毎日 -2580ページ目

アルファロメオ75 | 募る想い

昨日からの続きで。


一目惚れだった75。初めての外車だったんですが、壊れるんじゃないか、とか
以前から持ってた外車の負のイメージは吹き飛んでしまうほどの魅力がビシビシと
伝わってきましたねぇ。その感覚は当然ながら幸せをもたらしてくれました。


初めての外車でそれも左のマニュアル。今までマニュアル乗ってましたから
それはモーマンタイだったんですが、右手でシフトするのは違和感が・・・。
まぁ、それも慣れの問題なのですぐに慣れました。もうひとつの違和感は
シートとペダル位置の関係。イタ車によくあるペダル類がセンターに寄ってる
ために腰から下が斜めになっちゃうヤツ。これも慣れの問題でしたが、それにしても
なんでああなってるんでしょうかねぇ。当然本国はそうなってるわけで。カラダの
正面にペダルがあるほうが運転しやすいと思うんだけどなぁ。

まぁ、そんなポジションも慣れてしまえば何ということもありません。


前のオーナーがショックをモンローに、ステアリングをナルディに換えていた以外は
ノーマルでした。初めて試乗した時は足がちょっと硬いかな、とも思いましたが、
その辺も慣れで。スアリングはおそらくノーマルよりダイレクトなフィールが
伝わってくる感じで、よりFRの操作感を楽しむことができたと思います。


車両の大きさに比較して室内は非常に広くトランクもいっぱい入ります。大人4人が
ゆったりと座れます。当時の国産と比較してもあのサイズであの室内空間を有してる
クルマはなかなかなかったのではないでしょうか。四角いボディですしアルファ特有の
トランスアクスル方式が効いてるでしょうかねぇ。非常に居心地のいい空間でした。


とは言ってもさすがデザイン大国イタリア。日本人には理解できない位置や形で
ボタンとか付いてたりします。窓の開け閉めボタンが頭上にあったりサイドブレーキ
がシート横のレバーではなく、センターコンソールの前に手前に引くような四角い
レバーで付いてたり、と。まぁ、この辺もイタリア人のコダワリなんでしょうかねぇ。

見る者を捉えて離さないエクステリアデザインだけではなく、インテリアも
空間を含めてうまくデザインされてるところがイタ車らしさでもありますね。


これだけでも乗って楽しいんですが、イタ車の本領は何と言ってもその走りですね。
まずはエンジン。縦置きの4発TSは今まで経験したことのないエネルギーの鼓動が
聞こえてくるようなサウンドを奏でます。V6はもっと凄いですがTSでもすばらしい。
チェーン駆動と等長に近いエキマニということもあるのかもしれないですが、
回すほどにカン高く吠えるあのサウンドは何とも言えず乗る者の心を揺さぶります。
これは一度経験しちゃうともう他のクルマに乗れなくなっちゃうほどの魅力です。
スピードは全然出ないですが、そんなの関係ねぇ、と思えるほどにいい音ですねぇ。


このエンジンを操るシフトは、ストロークも長く入りもイマイチカッチリしない
感じなので神経使いますね。2速を舐めて1速へ、というほどシビアではないですが、
それでもシフトダウンの時はダブルクラッチのほうがよかったりと操作系に関して
気を遣うところはありました。箱根とか走ってて3速から2速へ落すことが多用
されましたが、中には”ガリッ”と悲鳴を上げることも。それもミッションオイルを
交換してかなり改善されましたので、オイル選びも重要でしょうか。


75はご存じの通りトランスアクスルですから、縦置きのエンジンと相まって
ボディバランスが非常にいいです。特にコーナリングはアルファ独特のロールしながら
しっかり回る感じが気持ちいいですね。あの感覚は156では味わえませんでした。
ボディはユルユルでしたが、足のセッティングとこのボディバランスのおかげで
全くネガな印象になりません。この辺もアルファエンジニアのセッティングの上手さ
が光るところですね。


続く・・・。



アルファロメオとの出会い

アルファロメオ75 | 募る想い

アルファロメオ75 | 募る想い その2


アルファロメオ156 | 熱き鼓動


アルファロメオ156 | 熱き鼓動 その2

アルファロメオ156 | 迷いと決断

アルファロメオ156 | 旅立ち



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アルファロメオとの出会い

ということで、折角なので今までの車歴を簡単に書いときましょうかね。


初めて免許を取ったのが大学4年の時で、初めてクルマを買ったのが
会社に入って2~3年した頃だったでしょうか。当時憧れていた30Zが
初のマイカーでした。その次がL28の130Zで2台日産車を乗った後に
軽くて小さなクルマそれもFRがいいと思って買ったのがKP61。その後
WRCの影響で4駆のターボに乗りたくなって、当時日産がラリー用として
パルサーGTI-Rを出したのがきっかけで購入。全然曲がらなくてさらに
ドッカンターボなもんで面白くなく、最初の車検を待たずして
買い替えちゃいました。それが今から約16年前のことでした。


当時ちょうど結婚したばかりで、今後家族も増えるだろうなぁ、と
思ってて、それならセダンかな、ということでカーセンサーを見ながら
FRのセダンを探してたんですね。で、その時たまたま目に留まったのが
アルファロメオ75でした。



アルファロメオ75TS


買い替え対象に外車なんてこれっぽっちも考えていなかったですし、
アルファロメオというメーカーは知ってはいましたが、どんなクルマが
あるのかさえもほとんど知らなかった状態だったんですが、75を見て
こんなデザインのクルマが世の中にあるんだ、と衝撃を受けたもんです。
ある種の”一目惚れ”ってヤツですね。


当時はちょうど155の発売が迫っていてアルファ最後のFRと言われてた時で
そっかあぁ、最後のFRなら、というのもきっけかになり、さらに試乗で
なんともカッコいいエンジンサウンドに”二度惚れ”して衝動買い
しちゃったんですね。中古でしたが一番高い時期に買っちゃった感じ
でしたが、まぁ、それはそれ。とにかくスピードは出ませんでしたが、
走ってる気にさせるサウンドとロールしながらも安定したコーナリング、
それになんと言っても日本車では絶対考えられないスタイリング、と、
どれを取っても他に類を見ない個性の塊のようなクルマに惚れぼれした
もんです。この約16年前の出会いからアルファロメオ好きが始まりました。


今思えばあの時カーセンサーのあのページを見なかったらアルファロメオに
乗ってなかったかもしれません。出会いって大切ですよねぇ。

これが簡単ですがアルファロメオとの出会いです。続く・・・。


アルファロメオとの出会い

アルファロメオ75 | 募る想い

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FIAT500もうすぐ納車!

今日からブログ始めました。キッカケはクルマを買い替えたこと。

今まで約9年間アルファロメオ156に乗ってたんですが、いろいろと

考えた末に、断腸の思いで買い替えることに。


来週末には納車になると思います。これを機会に少しずつ書いて

いこうと思いますので、よろしくお願いします。



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