大人のお洒落ラボラトリー ~イタリア人の色気~-papaveri


しばらく期間が空いてしまいました。


その間なんと第2回目の目標金額に達することが出来ましたクラッカー


6月9日―7月11日までの売上げ


¥106,940 


皆さんのご理解があってこその達成です。

このお気持ちは大切に寄付させて頂きます。


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私のやっていることが大きな力ではないとしても


何もやらなければゼロなのです。



今まで見て見ぬフリをして生きてきました。


だって国の税金を開発援助金(ODN)として


何年も注ぎ込んでいるのだから・・・とか


その使途が有益に使われていない報道を見たりするにつけ


他の寄付金でさえきちんと使われているのか


信じられなくて、寄付金と名の付くものは


ことごとく避けてきたのです。



それがどういったわけか。


ある一時期に多くのきっかけが重なりました。


例えば偶然知ったマザーテレサの生き方。


豊かな環境にある修道院を捨てて、


あえて貧しさの中に身を投じ、


ノーベル賞をとっても、組織が有名になっても


1ドルも無駄に使うことを拒みました。


そのわずかなお金があったら


子供が学校に通えると。



またある時は「二人のアリ」というBBC放送の


イラク戦争で犠牲になった二人の子供の話です。



一人は両手両足を失ったアリ。


彼は外国メディアによって悲劇の少年として注目され、


世界中から支援が届き、医療も衣食住も進学先さえも


引く手あまたで将来を約束されたかのような


高待遇です。



その一方、爆弾によって鼻と口が裂け、片方の目が


潰れてしまったもう一人のアリ。


二人とその他の子供たちは一時クエートのサポートで


避難して治療を受けることができました。


しかし、彼は注目されることも無く、充分なお金がないため


医療も待遇も最低限のモノで、期間が過ぎたら


また危険な激戦地へ帰らなければいけないのです。



しかし、彼もまたこの放送によって高待遇を得ることになるでしょう。


胸が痛くなったのはその他の何人いるかわからない


報道に映らない膨大な数の子供たちのことです。



その子供たちを想像して・・・


泣いてる子供、


脅えている子供、


孤立無援になった子供。


私はこのまま何もせずに生きたら死ぬときに


後悔するんじゃないか。



たとえわずかでも


彼らに届くことを信じて


信じることにしました。