今では考えられないけれども、ある日、安宿を訪ねたとき、


南米出身のフロントマンと知り合いになりました。


(結構真面目な人だったので)


ルーブルに行くといったら、一緒に行くというので


行くことに。断ってルーブル館内で鉢合わせたら


気マズイし。。。


で、行ったら、ナント彼、ルーヴルの年間パス(!!)ホルダーで。


チケットチェックのコワそうなオバ様は首をクイッっとやって


暗黙のうちに「行きな」ってジェスチャー!?


彼の年間パスで私もなぜか入らせてくれたのだった。。。



話してみると彼は出稼ぎでペルーに家族がいるそうで、


自分もフランスに来たとき心細かったから


彼の勤める安宿が満室でがっかりしてる私をみて、


元気付けようとしてくれたみたい。



フランスの予想外の温かい触れ合いは名残り惜しい。


次はどこへ行こうかな~とヨーロッパ鉄道路線図を眺める。


そうだ!!アントワープへ行こう!!


フランダースの犬でネロが最後に見たルーベンスの二枚の絵を見に!