荷物受け取りフロアーに着くや、阿鼻叫喚の地獄絵図。
便ごとにレーンを分けて荷物を降ろしてくれると思ったら荷物の係員達も
自棄(やけ)になったのでしょうか、
「パイロットが勝手にストライキなんかしやがって~!バーンッ。」
と投げ捨てたような、あちらこちらにスーツケースの山、やま、ヤマ。
それらの山には何の統一性も無く、まず荷物を探し出すので
エライ時間が取られそうなのは一目瞭然。
ここで荷物を探すのは旦那とその友人Kに任せ、
一足先に入国ゲートを抜け、チケットカウンターへ。
そこで待ち受けていたのが上の写真の行列。
先が見えない!!
それもそのはず朝から飛んでないのだから。
しかもカウンターで処理してるグランドホステスは
たったの二人。
荷物を探してきた二人が2時間かかり、
それまで進んだのはたったの1メートル。
夕方4時ごろから10時間並んで5メートル。
カウンターまでは100メートルはあるでしょうか。
途中、真夜中12時ごろになってチラシが配られ
「チケットキャンセル&変更コールセンター」の番号が。
当然、みな殺到してつながらず。( ̄□ ̄;)
カウンターに辿り着けばホテルも用意してくれるとのことだったが
24時間経っても無理じゃないか、この処理速度じゃあ!?
深夜2時か3時くらいにコールセンターに電話したところ、
何度かガチャ切りの苦味を味わったのち、
アメリカ人の女性に助けてもらい、英語受付に電話してもらったが
直近の便はないと素気無く断られそうに・・・
知り合いになったお育ちの良さそうな日本人のお嬢さんが
「ワタシ取れました」
というので電話口に変わってもらったらば、すんなり直近のJAL便に
振り替えOKということになりました。
この緊急時にあって、ヒトによって対応を変えるとは。
しかもネイティブをさしおいて???
確かにお嬢さんは優しげでスイートな語り口調、
ワタシおよびアメリカ女性は色気も素っ気もなかったかもしれないが・・
ええ、学びましたとも。
いかなる時もイタリアでは優しくスイートであるべし!!
(しかし、内心このまま帰らずとも良いのに・・と思っていたので
多少がっかりしつつ・・・)
もう、疲れ果てバゲッジに寄りかかって寝てしまったらば
窓辺の30センチくらいの幅台(大理石)の上に横たえられたのですが
夜明け前の大理石の冷たさといったら骨まで凍る冷たさ!!
死ぬかと思いました。
そう、結局空港ロビーで夜を明かしたのでした。
もう、
絶対、
何があっても、
アリタリアには乗りません。
可愛さ余って憎さ百倍とはこのことか?
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ところで、当ショップモーダデリバリーですが、
私の回心により今後売り上げの全額を寄付金とさせて
頂くことにいたしました。
在庫が無くなり次第、閉店させていただきます。
長らくご愛顧頂いた皆様には心より感謝いたします。
随時、お値段のほうも調整させていただく予定です。
イタリア人並に作業が遅いワタクシゆえ、
もしお気に入りの商品がまだ値段が下がってないわ?
という場合はメールにてご厚意の上、言い値をおっしゃってくださいませ。
出来るだけご期待に沿うよう考慮いたしますので。
出来れば夏までには整理したいと思っています。
季節はずれの商品も出るかと思いますが、
寛容のうちにご了承くださいませ。
以上、宜しくお願いいたします。
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