女は女に生まれるのではない。女になるのだ。
とはかの有名な格言であります。
隣にいる男性は彼女の夫であろうか、それとも恋人?
どちらとも感じられる緊張感がそこはかとなく感じられる。
柄物も着こなせるキャラなのに、あえてのブラックコーディネートはなぜ?
素材のソフトさが黒の硬さを押さえている。
ミニバッグでダメ押しのフェミニン演出。
派手さを抑え、<今日は>シックでまとめてるのよ。という主張。
でも、スカートは多めのギャザーでシンプル過ぎないように、と。
こんな一瞬の通りすがりの出会いなのに、ここまで想像を掻き立たせる
色香の香る女性をイタリアで頻繁に目にする。
この年代で<女>を感じさせる女性は素敵だな、と強く思うのです。
パートナーをいつまでも男性として意識し続けることの大変さは
私も常々感じている今日この頃。
逆に、私はパートナーから女性として意識されているだろうか。
日本女性はどんどんキレイになってきているけれど、テリトリーを共有してしまった後まで、持続できるか・・・
上の彼女とて家事はもちろん、子育ても抱えてるにちがいないのに。