2020年の4月末

ロックダウン真っ只中で

全てのオフィスが閉まっている中

我が家に驚きの請求書が届いた。

 

 

 

何ですか!?

この6000ユーロの請求額は!?ポーンポーンポーンポーン


また何をやらかしたっていうの??

 

 

その恐ろしい金額が書かれた封筒には

こんな文が書かれているではないか!

 

 

 

お宅の障害者の

障害者年金、本当は払うべきではなかったのに

間違えて1年間払い続けちゃったから返してデレデレ

 

 

 

えーーーーーー!

嘘やーーーーんドクロ

 

 

 

だって、うちの障害者、

片足無いんだよ。

 

障害者は障害者で

障害者年金出て当たり前じゃ無いの??

 

この人、昨年は暴れていたから

お手伝いさん付けていたし

そんな障害者年金なんて

全部彼女の面倒看る人に支払っちゃって無いけど!?






 

 

 

私達は不意に訪れたその請求額の

真相を掴むことすら出来なかった。

 

なぜなら担当の年金事務所は

ロックダウンで窓口など開いていない。

 

電話だっていくら電話しても出ない。

 

それに準じるオフィスだって全部閉まっている。

 

 

義姉はその1通の封筒の到着と共に

障害者年金を一銭も受け取れなくなって

途方にくれた。

 

 

なぜなら彼女は自分の普通の年金プラス

その障害者年金のお陰で

金の亡者のようになって過ごしていたから。

 

 

そんな金、私は

一銭も彼女から受け取っていないので

私の生活は一切変わらないけれどね。

 

 

つづく