2020年3月5日。

この日をさかいに学校の授業がなくなり休校となった。

 

誰も予想もしていなかったロックダウンの始まりだった。

 

 

3月7日、娘はお友達と

パジャマパーティー(お泊まり会)を計画していたのに

真面目なドイツ人ママが、キャンセルの電話をみんなにしてきた。

 

娘はガッカリしていた。

 

私の大学の授業も全てオンラインに切り替わった。

 

 

 

3月12日、家のクローゼットの2mもある扉のガラスが

ピキッと音がしたと思ったら

扉全体にパキパキパキッーと全面にヒビが入ったポーンポーンポーン

しかしそのガラスは下に落ちず

ヒビが入ったまま木枠にハマっていたゲッソリ

 

この現象はかなり怖かった。

ガラスが突然割れるなんて!

 

何か恐ろしい事の前兆か?

それとも私達を何かから守ってくれたのか??

 

夫は木枠にハマっている間に

ガラス全面にガムテープを貼って

取り敢えず、そのまま抑え込んだ。

 

 

ロックダウンなので

ガラス屋さんだって閉まっている。

いつ直せるかなんて検討もつかない。

 

 

 

 

同日、夕方スーパーマーケットに行くと

長蛇の列が出来ていた。

私の前に並んでいる女性から

 

「近づくな!距離を保ってくれ!」と言われたポーンポーンポーン

私がコロナを持ってきた中国人と思われたらしい。

 

夫激怒。その一言で前に並んでいた女性は
みんなの前で公開処刑となったニヒヒ









息子の小学校のクラスは

エンジニアのお父さんが一人いて

ビデオレッスンのための

アプリケーションを

学校の取り決めより早く導入してくれた。

 

 

その素早い対応で、息子のクラスは

どこよりも早くビデオレッスンを始められた。

 

その間、小学校は既存のアプリを使おうとしたら

ビデオレッスンは全然うまく行かず

仕方なくGoogle meetを使い始め

最終的にGoogle classroomを導入するまで

1ヶ月くらいウダウダ用意していた。

 

 

息子のクラスはわずか、一人1ユーロ払うだけで

クラス全員にアプリをダウンロードさせ

有料アプリで勝手に授業を始められたのだった。



しかしそれから私は

子供達の宿題地獄に陥った。

教材をダウンロード、印刷、宿題をやらせて

添削して写真を撮って先生に提出×2人分笑い泣きえーんガーン

 

 

学校の先生の仕事を半分やっているも同然だった。

参ったね〜えーん

 

 

息子の陸上スポーツ教室も閉まり

最初の2週間は息子も狂いそうになっていたけれど

だんだんスマホとお友達になり

家で静かにしていられるようになった。

 

 

娘はシンクロの仲間で嫌がらせする子がいて

先生に言ってもらって一時は静まったものの

また嫌がらせ再開し始めたところで娘は怒って教室を辞めていた。

 

 

娘の怒りが伝わったかのように

そのシンクロ教室はロックダウンで誰も通えなくなり

今や、潰れてシンクロ教室自体消えて無くなってしまったらしい。

 

 

私はキラッキラのシンクロの水着が何着かあるので

チームの誰かに差し上げようと思ったら

チーム自体潰れて無くなってしまったと聞いて唖然とした。
 

 

あのキラッキラの水着はモロッコの子供達にでもあげようか?

もしかして喜んで海で着てくれるかもしれないウシシ