一連の出来事を思い返してみても

私達は良い人過ぎたのでは?って

思うことが多々ある。

 

 

いくら義姉がかつて

赤ちゃんだった娘の面倒をみてくれていたとしても

その後の沢山の思い出すのも嫌な出来事を

頭の中で検証してみても

私達は逃げてしまっていてもおかしくなかったと

思いませんか??

 

 

いや、むしろ何故逃げなかった??

って感じだが真顔

 

 

 

そして私達はもう2019年、

年末の日本行きのチケットを取り

義姉がまた突然昏睡などに陥らない事を祈りながら

日本行きの準備を着々と進めていた。

 

 

 

とうとうお土産とかスーツケースとかが

登場し始めたある日、

義姉が夫に、どこに行くんだ?と聞いてきた。

 

 

夫は冗談で

 

「律子が日本に移住するって言うから

 僕も行こうと思うんだ。」

 

と俳優気取りで義姉に言った。

 

 

 

 

すると義姉は黙ってしまった。

 

 

そして

「お願いだから、私が死ぬまで逃げないでくれ。」

と言ったのだニヒヒ

 

 

 

今までだったら強がって

お前なんか出て行け〜!と言っていたし

2018年には律子追い出し作戦を

ボランティアの女と本気で計画して致し

2019年にはドラ息子呼び出し作戦まで立てていた義姉がですよ。

 

 

いきなり降参宣言ですよニヤニヤ

 

 

だよね〜。

 

この夏、ドラ息子は障害者の母親を放棄したしね。

ドラ嫁も面倒みてくれないってわかったしね。

 

 

もうボランティアの女は、この家に足を踏み入れられないしね。

 

 

先日の夫の救急車の件で

姪っ子達すら立ち入り禁止になったし。

 

 

 

もう、この家は

毒入りの人間が一人も出入りしない

浄化された空間に早変わりしていたのだ。

 

 

するとすると、

毒りんごをグツグツと煮込んでいた義姉は

紫色の煙をシュ〜ッとはいて萎んでしまって

もう誰も助けてくれない現実に降参したのだグラサン



面白いなぁ

 

面白いなぁ

 

人生って何が起こるか解らないよねぇ〜デレデレ

 

この前まで毒リンゴ煮てたのにねー。

 

それを私に齧らせたら、私だけが消えると思っていたのにねー。

 

大好きな弟とうちの子供達は残ると簡単に思っていたのよね。

 

 

 

 

どれだけオツムがイカれているのか!?

私だけが消えるワケないだろう。

 

消える時は、君の大事な弟も消えるんだよ。

ホホホホホドクロ


 

夫が義姉に

「冗談に決まってんじゃん!」

と言ったら

 

本当に心からホッとしたような顔をしていた。


この日から

義姉は本当に静かになった。

 

 

与えられた生をただ感謝して生きているように見えた。

(見えただけ)まだひとかけらの野心はあるように見えるが。

 

 

 

私は何故逃げなかったか?

 

それは、この同居を通して

本当に不思議な出来事を沢山目の当たりにして

世の中の法則を自然と学ぶ事ができて

とても勉強になっていたから。

 

もし私が独り好き勝手に

昔のように生きていたら

それはもう、エゴ丸出しの

義姉のような人間になっていたであろう。

 

 

そんな未熟な自分を

物凄い速さで成長させてもらったのも

この同居があったからなんだよね。

 

 

だって、こんな人生経験できる人って

かなり希少だと思いません??

 

これで病に陥り命に危険が及んだりしたら

逃げるが勝ちだけど

神様は強靭な図太く動じない日本人をお選びになったから

そんな心配はいらなかったワケ。

 

 

ま、私の場合、全てがネタって事で。

17年目もまだまだネタ提供してくれている

義姉に感謝ってところかなウインク

(↑結局楽しんでいるんじゃんウシシ