親友B氏の家で

やっぱり私の分の羊一頭も買われていて滝汗屠られて

羊の新鮮なレバーの串焼きを

美味しく頂き、もう、お腹いっぱい。

 

しばらく肉は要らないな!

 

って感じなのに

犠牲祭の時期は

まるで拷問のように肉攻めに合うえーんえーんえーん

 

 

私は、それでも攻撃は肉だけで

食卓で自ら阻止すれば襲ってくる事はなかった。

 

 

 

 

 

 

 

さて、犠牲祭当日、怒りの電話が掛かってきた。

誰から?

亡くなった義兄の嫁からだった。

(イタリアにいる姪っ子のママでMポンの姉)

 

彼女は夫の実家の2階部分に住んでいる。

 

 

「犠牲祭にリツコが不在だった!」

 

と怒っているよう。

彼らにとってみれば

当たり前にいると思っていた人間が消えたので

不意打ちだったのであろう。

 

ある意味失礼だったかもしれないけれど

それはその後に報告された事によって帳消しとなった。

 

 

彼女の下の階に住んでいる

義姉の息子夫婦が

犠牲祭の朝から大喧嘩をして大騒ぎだったとかニヤニヤ

 

 

ほら!見たか!

私はこんなこと簡単に予想がついたから

この喧騒から離れる為にB氏宅にお世話になっているのだ。

 

 

犠牲祭は日本でいうお正月のような

親戚一同が集まる、神聖な儀式なので

もちろん義姉も息子の家にいた。

 

 

そしてもちろん羊は義姉のお金で買った。

 

 

義姉の所持金を全部巻き上げたドラ息子は

かなりいい気になっていて

奥さんに向かって、屠った羊を

 

「これはママが買ったものだ、お前は食べるな!」

 

などと、アホな発言をしたらしい。

 

 

 

二人だけなら犠牲祭くらい平和に過ごせただろうに

奥さんも義姉がいるとバランスが崩れて大変だよねえーん

 

 

それからはボコボコのバトルとなって

ドラ奥さんは、また近所中に言いふらして

ご近所にも迷惑を掛けたらしい。

 

 

義姉は善悪の判断が出来ない人で

いつでも何でも息子擁護の立場なので

この件においては、全く埒が明かない。

 

 

やっぱり義姉は、いるだけで

ザワザワと騒動の震源となり

奥さん擁護も出来ず、関係は破綻するばかりなのだった。

 

 

 

 

 

「ふーん、へぇ〜!」と電話応対しているB氏の奥さんに

 

ほら、言ったでしょ?

絶対に犠牲祭当日、あの実家では騒動が起きるから!って

私はそれを今年だけでも避ける為に

ここに隠まってもらったの。

 

 

また大荷物(義姉)を送りつけた!?私のせい

とか言われたら、溜まったもんじゃないからね真顔
 

 

 

 

 

お願いだから、この平和なモロッコにいる時くらい

義姉とは離れさせてくれ真顔



もっと精神的に安定している、争いを好まない

静かな人達と過ごさせてくれお願いえーん

 

 

他に何も望まない。

ただ、穏やかに過ごさせて欲しいだけ照れ