義姉は息子夫婦に面倒看てもらえず、ドナドナ。

 

他の家に連れて行かれて

人間的な生活を出来ていたのだけれd

犠牲祭の季節がやってきた。

 

 

街は羊でいっぱいになり

路上には羊ホテルが臨時設置され

犠牲になるまでの数日を羊達はホテルで過ごしていた。

 

 

犠牲祭は、日本で言うお正月のようなもので

みんな実家に帰って、家族で羊を屠る。

 

 

その後も2週間は街はお休みモードに入り

みんな親戚回りをして

どこの家でも羊肉だけは沢山あるので

どの家に行っても羊が振舞われる。

 

 

私が最も苦手とする時期到来だ。

 

 

 

 

もちろん、義姉もその時ばかりは

息子の家に帰ってくる。

 

 

息子夫婦はどんな夫婦だか、覚えていらっしゃいますか?

そう、ドラ息子とドラ嫁のドラ夫婦ですのよ。

 

 

オホホホホニヤニヤ 

どんなバトルが待っているか、

皆様にも容易に想像出来ますでしょ??

 

 

 

 

だから私は、夫に非常識なお願いをした。

 

 

犠牲祭中、義姉が帰ってくる

あなたの実家に居たくない!

たとえ階が違っても、絶対何かやらかすのを聞きたくない。

 

 

 

お願いだから、あなたの親友B氏かM氏に頼んで

犠牲祭中泊まりに行かせてくれお願い笑い泣き

 

 

 

夫はちょっと困った顔をして

M氏よりはB氏の方が頼みやすいかな?

と、いつものB氏に頼んで犠牲祭前日からお泊まりさせてもらい

非常識ではあるけれど、親族から逃避させてもらった。

 

 

 

B氏は快く、私と子供達をお家に招き入れてくれて

誰も使っていない2階部分一面、

お風呂付きのワンフロアー全部を

私達にあけ渡してくれた。

 

 

 

逃げ場があるお泊まりは快適で

ちょっと人といるのが疲れると

2階に降りて息抜き出来るし

静かで最高の滞在となったラブ