イタリアの病院体験をした事がある人は
在住者か、幸か不幸か、
滞在中に風邪や怪我をされた方かと思います。


医療通訳として私が呼ばれる時は
在住者の手術向けには病院から依頼が入り
旅行者の緊急通訳は、保険会社サイドから依頼が入ります。

先日久しぶりに
フィレンツェ在住の方の
手術の麻酔前の説明と承諾書サインの為に、
通訳として立ち合ってきました。


やっとイタリアの病院も通常通り
再稼働し始めたということですね。








私が栄養士の研修生として病院にいた時も
旅行者の方が入院されて
数日病棟にいることになったりしても

イタリアの病院の最初の印象は


職員、喋り過ぎじゃね?
っていうか、みんな楽しげ♪


入院患者さんとも、親し気に喋る看護士達。


最近日本を既に旅行してきた医者や看護士も多く
日本について語りたい職員達は
私を見つけ、日本人と解ると途端に
どんなに日本が素晴らしかったか話し出し、止まりません☆


日本人旅行者の入院患者さんとかは
そういう光景に慣れていないので
本当にビックリしてしまわれます。


通訳さんがいない朝食の時も
皆さん親切でねぇ〜
身振り手振りと英語で
なんとか意思疎通出来て、嬉しかったわ〜おねがい

と言ってくださる患者さんばかり。


職員は非常にフレンドリーです。


ただの診察では解らないかもしれませんが
とにかく長い時間病院にいると
とにかくみんな喋っている!


日本のように真面目に無言でテキパキ仕事し
患者さんにもかしこまった態度で臨む人は少ないです。


きっとイタリア人の性格上
こうやって喋りながら
同時にストレス発散しながら仕事しないと
やっていられないのでしょうね。


だから私も、栄養士の研修中
カウンセリングで、じっと患者さんとのやり取りを
聞いて学ぶ時以外は
ずっと栄養士と喋ることになるか

それにも疲れると
あなたこの病気のケースの栄養計算
やってみなさい!と、残りの時間潰しをさせられるのでした。



これくらい、イタリアでの社交には
どれだけ楽しいお喋りを繰り広げられるかが
生き残りのカギとなります。


まず、職業を左右する専門用語を学んだら
社交でみんなを笑いの渦に巻き込む
お喋りテクニックも学ぶと、
みんなから引っ張りだことなるコト間違いなしですニコニコ