突然ですが7月1日より、いわゆる「紙朱印」の対応を廃止させていただきます。

 

「紙朱印」とは「書き置き朱印」とも呼ばれるもので、朱印帳を忘れた方に対し半紙に朱印を押したものをお頒ちすることです。

予め参拝日等を墨書して準備しておくこともできるため「書き置き朱印」などとも呼ばれています。

伊太祁曽神社では「紙朱印」であってもご依頼があってからお書きしてきましたので、基本的に「書き置き朱印」は置いていませんでした。

 

 

最近の御朱印ブーム、そこから発展した「限定朱印ブーム」の過熱から、意匠(デザイン)に凝った朱印が増えました。

そこに新型コロナ感染症の拡大により、朱印帳の授受を避けるために「紙朱印」で対応する神社仏閣が増えました。

朱印帳に直書きしないことが増えたため、限定朱印の意匠は更に加熱(エスカレート)し、とても手書きでは行えないようなものが増えました。

切り絵状のもの、精密な絵画でとても手書きでは対応できないもの、立体的なもの、金箔などが押されたもの・・・・。

更に良く見ると、お頒ちされた「限定紙朱印」のどこにも「印」らしきものが見当たらない「朱印」まである状況に・・・。

 

そこで、一旦、御朱印本来の形を思い出して貰うために、伊太祁曽神社では「紙朱印」の対応を廃止することにしました。

7月1日以降は、御朱印帳にのみ朱印を押させていただきます。

 

尚、紙朱印の代わりに、新たに「参拝証」を作成いたしました。

参拝記念などにお受けいただければと思います。「参拝証」は毎月違う意匠(デザイン)でお頒ちする予定です。