7月に入り京都の祇園祭に関するニュースが頻繁に耳目に入るようになりました。

 

祇園祭は京都市に鎮まる八坂神社の祭礼で、疫病退散から始まったと伝わります。

この祭礼は山鉾巡行に注目が集まり、もっぱら山鉾巡行に関する報道が主体ではありますが、山鉾巡行は祇園祭の一部でしかありません。

 

この山鉾巡行に関して、下記のようなニュースが流れました。

 

 

このニュースに関しては巷の誤解もいろいろあるようですね。

 

この ”プレミアム観覧席” をどう捉えるかで状況は全く異なってくると私は思います。

お祭りに参列するという捉え方をするならば、基本的に飲酒はご法度になります。

しかし行列を沿道から見学する人にまでその規制はできません。

 

八坂神社の宮司さんが苦言を呈したのは、観光協会が設けたプレミアム観覧席での飲酒を容認することは、

自らが観光協会理事に名を連ねていることで、八坂神社自体が祭礼への参列に飲酒を許可しているように理解されるのは困るということなのだと思います。

 

まぁ、この件に関してはいろいろと意見もあるでしょうし、私自身も状況によって許容範囲が変わってきますので、この辺にしておきます。(そうしないと文書が長くなる)

 

 

さて、祇園祭のタイトルにしたのは、伊太祁曽神社でも祇園祭が斎行されるからです。

伊太祁曽神社の主祭神である五十猛命(いたけるのみこと)という神様のお父さんはスサノヲノミコトです。

そして、境内には父神であるスサノヲノミコトを祀る祇園神社があります。

この伊太祁曽神社境内の祇園神社の例祭が(伊太祁曽神社の)祇園祭です。

 

この祭礼は毎年旧暦6月7日に斎行することになっています。

今年は7月12日がその日にあたります。

 

という訳で、7月12日午後7時から、祇園神社の参道に提灯を掛けて祭典を行います。