1.和は良酒を醸す
2.良酒は和を醸す
今、友人に借りて読んでいる「夏子の酒」に頻繁に出てくる言葉。
造り酒屋の蔵人さん達が大切にしている言葉だそうです。
日本酒の特に吟醸酒を作る工程は近代化が進んだ現在でも大変な重労働。
私は仕事柄、造り酒屋さんの仕事を拝見することがあるのですが、私から見てもホント蔵人さんたちは和気あいあい。それにお互いの話をよく聞いていらっしゃる。
どれだけ機械化や近代化が進んでも「モノ造り」の現場は「人」が最後にモノをいいます。
いいモノを作るにはやはりチームワークが大事。
日本酒の世界では「杜氏」(「とんつぁん」の愛称で呼ばれますww)さんが最高責任者として造りの工程管理や機械で測れないようなあんばいを判断しますが、いいお酒を造る蔵はやはり蔵人みんなが協力し合い、意見を出し合い、という雰囲気があります。宮城の造り酒屋も若返りしつつあるのもありますが・・・
「和は良酒を醸す」…馴れ合いではなく、みんなが話し合い、意見を出し合い、いいモノを作ろうと団結して一つの目的に向かう。
「良酒は和を醸す」…そうしてできたモノ(良酒)はみんなの気持ちを和らげ、いい関係を作っていく。
これって人生やコミュニティなど生きるために大事なこととかぶりますね。
より良い社会にしていくためにはやはり「和」が大事!でも言いたいことが言えなかったり馴れ合いでなぁなぁになった社会ではやっぱりいいモノは生まれない。真剣にぶつかってこその「和」
社会はいつしか本音を語れず、偽りの顔でなあなあの関係であふれるようになってしまいました。今こそ、本音でぶつかり、それを良い方向へ昇華できる、そんな人間関係を築いていきたいですね!
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