小2次男は、秋ごろからやる気スイッチが入り、市民オーケストラに入団しました。

昨日は、そのオーケストラの定期演奏会でした。

 

 9月から毎月練習に参加し(月1回)、だんだんとやる気メーターは下がっていき、、、どうなることかと思いましたが立派に乗り越えました。

 

↑リハーサルの様子

 

 舞台の設営から公演の運営まですべて、出演者が行います。(もちろん照明などはホールの方がしてくださいます)

ピアノの発表会では、その準備は先生方がしてくださいますが、市民オーケストラは裏方も出演するメンバーが行います。

本番は午後2時半からですが、出演者は朝9時前から集まり、設営、リハ、そして本番前の受付、本番と大忙しです。

 

 次男は小学生なので、ほとんど何もできませんが、、、小学生低学年チームは暇を持て余し、携帯でゲームをして過ごしておりました(笑)

 

 次男のやる気メーターが下がった原因は、曲の難しさ!大人たちと同じ楽譜で練習を重ねてきましたが、リズムが難しい、オーケストラなので自分が弾くところがメロディーではない場合、何を弾いているのかわからなくなる、、、作品がクラシックが主なのですが、知っている曲はたくさん練習しますが、聴いたことのない曲は特に練習するモチベーションが上がらず、

練習しない→月一の合同練習でまったく弾けない→合同練習の時間が苦痛→モチベーション下がる→練習しない。。。負のループ。

 

 12月の本番前最後の合同練習は、なんと30分で退室!苦痛で苦痛で仕方なかったのでしょう。

これではまずいと、毎日の練習を必須とし、それでもできないものは先生に相談して子供用の楽譜を作っていただきました。(同じように低学年グループは壁にぶつかっていた!)どうしても弾けないリズムの難しいジャズの曲は、低学年チームはお休みして良いという許可をいただき、ようやく次男も不安が解消され、「オーケストラ辞める」という弱音を吐かなくなりました。

 

 このように、不安もありましたがなんとか本番までこぎつけることができ、2時間の舞台を無事に乗り越えることができました。

朝8時半に家を出て、夕方6時に帰宅。およそ10時間よく頑張りました。疲れて愚図るかな?と思っていましたが、舞台で演奏した曲をずっと歌っていて、本人にとって刺激のある一日だったようです。大勢のお客さんの前でプロの演奏家の方々と一緒に演奏して、拍手をいただく。とても貴重な体験です。

 

 大きな壁を乗り越えた次男。この先も困難にぶつかってもこの経験を糧に乗り越えていってほしいと願います。