暖機後、エンジンが吹き上がらないという昭和61年式ジェミニ(PF60,G180)。
中古車で購入したという。
61年式ジェミニ!!!
いまさら購入???
いくらレトロブームとはいえ、そんなに古くもないし、いすゞさんには失礼だがジェミニだし。。。(^-^;
実は同業者からの依頼だが、電話での問い合わせがあり、症状を詳しく聞くと、回転を上げるとどうもハンチングしているとのこと。
症状からは、減速時の燃料カットが働いているのではないかと思われたので、スロットルセンサの点検、もしくはスロットルセンサのコネクタを抜いて良くなるかを確認してもらった。
しばらくして電話があり、スロットルセンサの状態は問題なく、また、コネクタを抜いても変化がないという。
燃圧を測定したり、ECUを交換したりとしたが原因がわからないということで依頼された。
電話の時は、よくそんな車を買ったものだと思ったが、現車を見て納得。
車を持って来たのでボンネットを開けると・・・・・・
なんと、タペットカバーにDOHCのマークが。。。
これはもしかしてZZ/Rでは?!!
(エアコン装備なのでZZ/Tかも?詳しい方、教えてください。)
エンジンはベレットGT-Rに搭載されていたG161の後継機であるG180。
ボデーは塗装したのかもしれないが、年式の割には奇麗。
走行キロは約7万5900キロ。
車検ステッカーを見ると、メッチャでかい!!
というか、昔のサイズの車検ステッカーである。
裏の有効期間を見ると、平成17年となっていた。
つまり、18年近く車庫にでも保管されていたようである。
どうりで、走行キロも少ないし奇麗なはずである。
物珍しさもあり、点検の前に車を観察して回った。(^-^;
運転席を見ると、若いころ欲しかったナルディのステアリングが・・・・
欲しかったのはナルディのウッドなのだが、高すぎて買えなかったように気がする。
オーディオはラジカセ。
もちろんパワーウィンドウは無い。
それに久々の重ステ。
燃料給油口はリヤピラー部。
ということで、トラブルシュートは次回に続く。