P2177/ロードスター | 自動車整備士駆け込み寺 喝っ!

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ヤフーブログからの引っ越しです。

時々、エンジン警告灯が点灯するという平成19年式ロードスター(NCEC,LF

 

ダイアグノーシスを調べると、コードP0661(可変吸気制御系統:電圧低い)とP2177(燃料噴射制御系統:走行時空燃比リーン)の2つを表示。

 

ファイネスで2つのコードを調べると、コードP0661は「PCMが可変吸気ソレノイド・バルブをOFFしているにも関わらず、可変吸気ソレノイド・バルブ制御電圧が低い場合」だが、エンジン警告灯の点灯は無しになっていた。

 

それに対してP2177は「アイドル以外での燃料フィードバック補正量と燃料学習補正量を足した補正量、かつ燃料学習補正量が異常増量補正の場合」と  なっており、異常時はエンジン警告灯が点灯するとなっていた。

 

つまり、走行中に薄い状態が長く続いたということである。

 

 

まずは、コードP2177について、データモニタでAF学習値を確認すると、+20%と増量側になっていた。

 

原因は色々と考えられるが、走行中のリーンとなると怪しいのはエアフロやO2センサーである。

 

エアフロを見ると、トヨタでトラブルが多発していたエアフロである。

 

ホットヤイヤー部を見ると異物らしきものが付いていた。

 

このエアフロは、最近は清掃でよくなることが多いので洗浄し、しばらく試乗してわまるとAF学習値が1桁になった

 

https://ameblo.jp/itakame3/entry-12514624522.html?frm=theme

 

 

コードP0661は消去後、表示しなくなったので取りあえずこれで修理は完了。