チェックランプが点灯しターボが効かなくなるという平成20年式キャラバン(VWME25、ZD30)
ダイアグノーシスを点検すると、P0299(ターボチャージャ過給圧異常)を表示。
過給圧を点検するゲージをセットし走行すると、過給圧は上がっており体感でもターボは効いた。
特に問題はないと思われたが、しばらくするとチェックランプが点灯。
すると走りは鈍くなった。
なんらかのフェイルが働いているようだ。
エンジンを止めて再スタートすると、問題なく走行できる。
ターボも効いているようだった。
過給圧が正常値でターボも効いている。
なのに過給圧異常を表示する。
ということは、過給圧を検出するターボプレッシャーセンサーの不良か、それに接続しているバキュームホースに原因があると考えられる。
ターボプレッシャーセンサー部を点検すると原因が判明。
バキュームホースが破損していた。
ホースの長さに余裕がないのと角度がつき過ぎなので、レイアウトを変えて、長め目のホースに交換し余裕を持たせて完了。
5月13日追記
リコール対象ではないかという指摘があり調べたところ、不具合状況、形式、年式的に該当するものがありました。
フレームナンバーで確認し、対象車で未実施であればリコールを実施したいと思います。
5月15日追記
調べた結果、リコール対象でしたが実施済みでした。
対象のホースはウエストゲートバルブ側のホースで、このセンサー部のホースは対象外で交換しないのかもしれません。