卵子凍結保存について。その3。

 

今回は、実際のスケジュールについて。

 

多分、病院のやり方や体調によって変わると思うので、

ご参考までに。

 

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スケジュール

☆1日目☆

 外来で診察。

 当初受けていた説明では、生理2日目から注射を始めるとのことだったが、

 移植の日程は決まっていたので、即日スタート。

 まずは、卵胞を育てる注射を。

 

 「数日注射を続けてみても、化学療法の影響で、卵胞が育たない場合もあります。

 その場合は、中止しますドクロ

 とのこと。

 とりあえず、「卵巣よ頑張れ!」と祈り続ける日々が始まった。

 

 ※卵胞を育てる注射は、うつ伏せでお尻に。

  確か、肩かお尻にって言われたんですが、

  「痛くない方でお願いします。」

  と言ったら、お尻ということだったので、お尻に。

  ぶすっといった後は、揉みます。お尻をもみもみ。もーみもみ。

 

☆2日目☆

 卵胞を育てる注射のみ。卵胞よ大きくなれなれ!

 

☆3日目☆

 内診で卵胞の大きさを測り、めでたく大きくなっているとのことでデレデレ

 やったねーおすましペガサス

 卵胞が排卵する恐れがあるくらい大きくなっているものがあるとのことで、

 この日から排卵を抑える注射も追加。

 

 大きくなりつつあるので、2日にいっぺん内診が必要になりました。

 大きさを測りながら、採取のタイミングを決めるそうです。

 

 ※排卵を抑える注射は、おへそ周りにぷすっと。

  こっちは皮下注射?だったかな?

  こちらは揉んではいけません。ぷすっとした後痒いんだけど、掻いてはなりません。

  ギャランドゥ(へそ毛)を処理していなかったので、ちょっと恥ずかしい~♪

 

☆4日目☆

 内診なしで注射2発。

 

☆5日目☆

 内診と注射2発。順調に大きくなっているらしい。

 

☆6日目☆

 内診なしで注射2発。

 

☆7日目☆

 内診と注射2発。あと、血液検査。

 

☆8日目☆

 内診と注射2発。

 もう、そろそろ採取しても大丈夫そうとのことで、

 夜にもう一度、排卵のための注射を打ちに。

 

☆9日目☆

 何もせず。体調を安定させます。

 

☆10日目☆

 いよいよ採取当日!!

 採取は朝からだったので、朝はやーく家を出て病院へ。

 飲み物も食べ物も禁止ー。

 名前が呼ばれたら、速攻手術室みたいなところへ通され、

 術着?に着替える。

 もちろん、ノーパンパンツ

 

 着替え終わったら、普通の診察台とはちょっと違う台。

 分娩台?とも違うと思うんだけど、出産したことがないからわからん。

 婦人科の手術用の台なのかな?に乗せられて~。

 

 若手の先生2人と、担当の先生と、採取を実施する一番ベテランっぽい先生と。

 あと、採取された卵を管理する人?(この人だけ男の人だった)と看護師さんと。

 思っていたより大人数でした。

 点滴用のルートを取られたんだけど、ここでも失敗されたわ…

 本当、毎度、先生・看護師さん泣かせの腕です。

 

 点滴の中に眠くなる成分が入っているらしいんだけど、

 少し感覚が鈍くなるくらいで、意識は最初から最後までしっかりありました。

 

 ベテラン先生の声が小さくて聞こえず、急に突っ込まれて

 「おぉうっポーン

 となったのが、採取のハイライト。

 多少、圧迫感と痛みはありましたが、思っていたよりは全然痛くない。

 早く終われ~ちゃんと取れろ~と思っていたら終了ニヒヒ

 たぶん、始まってから20分くらいで終わった気がする。

 もう少し短かったかな。

 先生と看護師さんが頭の方で、「大丈夫ですよー。ちゃんと取れてますからねー」

 と声をかけてくれたのが、すごく心強かった笑い泣き

 

 終わってからは、簡易ベッドがあるところで数時間休みチーン

 今日イチ恥ずかしかったのは、ここ。

 汚れる可能性もあるからと、汚れてもよい適当なパンツを穿いていったんだけど、

 そのパンツを看護師さんに穿かせてもらうという…屈辱ゲロー

 

 人様に、ツルツルに近い局部を晒すのも恥ずかしいんだけど、

 こんなしょーもないパンツを穿いているという事実を知られることのが恥ずかしいよね。。。

 アラサーの一社会人としてね。。。恥ずかしすぎるよね。。。

 

 そのあと、内診をして出血等の問題がないことを確認してもらったら、

 お会計を済ませて、帰宅。

 

 採取の前日からだったかな?

 感染防止のために抗生剤を飲んで、3日後くらいまで飲んでた気がします。

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ってな感じの流れでした。

当初は、もっと長くかかるかもという話だったんですが、

思っていたより卵胞の育ちが良かったので、早めに終わりました。

親知らずの抜歯も控えていたから、早く終わって本当に良かった。

血液内科の外来と、歯科の外来と、婦人科と、

3軒はしごする日もあったりして、忙しかったけど、無事終えられてよかったデレデレ

 

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★かかった費用★

内診 2,160円

卵胞を育てる注射 約3000円

排卵を抑える注射 約11000円

採取          270000円

 

で、全部で約390000円くらいかかりました。

 

全額実費なので、仕方がないわねー。

 

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採取をしてみて思ったこと。

 

・働きながら、採取をするのは大変。

 毎日、指定された時間に注射にいったり診察に行ったり、

 働いている人にとってはなかなか難しい。

 

・白血病で、卵子の凍結をできる病院は多くない?。

 血液内科があって、婦人科で卵子の凍結ができる病院は、

 それほど多くはなさそう…。詳しく調べてないからわからないけど。

 主治医の先生とのやりとりで、不妊治療専門のクリニックでもできるのかもしれないけど。

 

・金銭的に余裕のない人には難しい。

 それなりに、まとまったお金がかかります。

 治療でお金がかかる。しかも、働けない。

 ってな状況で、数十万用意するのが難しい人もいますよね。

 家庭の状況もあるし。

 自治体によっては、助成があるところもあるみたいだけど、ごく少数のよう。

 

 こうのとりマリーン基金

 http://www.marrow.or.jp/supports/post_53.html

 で、上限30万円まで給付が受けられるものがあるそうです。

 が、所得が一定あると受けられないので、普通にお仕事をしていたら難しいですね。

 

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ブログとかで、同じような体験してる人がいるかなー

ってみたけど、見つけられなかったから、

やった人って少ないのかな…

 

もし、今闘病中の方で何かご質問がありましたらお答えしますので、

コメントでもメッセージでもいただければと思います。

 

 

私は、できるものなら、卵子凍結をした方がいいと思う。

可能性が少しでも残されたことで、私は救われた。

すごーく救われた。

 

私の今の目標の一つは、

自分をもっともっと成長させて、

素敵な伴侶を見つけて、

子供を産むことウインク

 

目標は大きく!