ん~とぉ~・・・
地方議員や国会議員が地域の行事に挨拶しに来た時や、選挙での演説などで、国道1号北勢バイパス整備計画の話を出す人がいるんですよ。
やれ「ご要望を戴いております」だとか、「バイパスの早期建設に尽力します」とかなんとか・・・。
ん~・・・まぁ~・・・、確かにね。北勢バイパス建設計画ってのは、これは国の重要事業のひとつですからね。
政治家なら話題に出したいという気持ちは、小生にだってわからんでもありません。
でもね。北勢バイパスに関しては、これまでに市議会議員、県議会議員、国会議員といった政治家に色々話したけれど、彼らが役に立ったことなんか、ハッキリ言って、全っ・・・っ然、ひとっつもありませんから。
まぁ、そもそも、議員が味方になるかどうかってのは、この場合は極めて難しいんです。
というのは、政治家は不特定多数の有権者に支持してもらわないといけない。
ところが、このバイパスの問題は、地域によって利害が対立するような事案です。
それも単なる損得勘定ではなく、人によっては一生がかかってる場合さえあるんです。
だから、そうそう簡単に承服できるような単純な話ぢゃないわけです。
そんなことに政治家が首を突っ込めば、もう大変です。
政治家の支持者の中でも、あっちを立てればこっちが立たない、こっちを立てるとあっちが立たなくなるというような事態に陥ってしまう。
だから、政治家の場合は旗幟鮮明にすることができないんです。
したがって、ハッキリ言って、この場合は役に立たないんですよ、政治家は。
・・・ってゆーか、国道477号バイパス接続部分以北の区間が令和6年度に供用開始するってことが決まってるんですが、そこ以南の区間については、正直な話、地元との設計協議が調わない限り、一歩たりとも前には進められませんからね、言っときますけど・・・。
んで、その地元で鍵を握っている所謂キーパーソンは、実は、何を隠そう、他ならぬ小生自身ですから。
たとえ予算が何百億円ついたとしても、もしも、小生が臍を曲げでもして「ダメだ」っつったら、もう先へは全然進められなくなりますからね。
政治家が何をアピールしてもそりゃその人の勝手です。
ただし、薄っぺらなアピールや自慢話だったら、嘘八百が全部バレバレになりますからね。
もちっとその辺り、ちゃんと認識しておいた方がよろしいかと存じまするよ。
ま、あんまり甘く見ないこってすな。