小生が「国際犯罪暴力団国家」と呼んでいるところの支那が、東シナ海や南シナ海で傍若無人なふるまいをして世界の顰蹙を買うようになって久しい。


で、その南シナ海に関して、フィリピンが求めていた国際仲裁裁判所の裁定が12日に出ました。

それについての産経新聞のネット配信がコチラ。


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2016.7.12 18:14更新

【緊迫・南シナ海】
中国の南シナ海支配認めず 仲裁裁判所「法的根拠なし」と初判断

 裁定は確定的な判断で上訴はできない。中国は一貫して無視する姿勢で、罰則など強制的に裁定に従わせる手段はないが、国際社会が司法判断の尊重を求める圧力を高めるのは必至。中国の立場が苦しくなる一方、南シナ海情勢は一段と緊迫化する可能性がある。

 仲裁裁判所は九段線を審理するか否かを留保していたが、裁定は「管轄権を有する」と認定。その上で九段線内の海域や資源について、「中国が歴史上、排他的に支配してきた証拠はない」と指摘し、九段線内の権益をめぐる「歴史的権利」という主張に、「法的根拠はない」と判断した。

http://www.sankei.com/world/news/160712/wor1607120031-n1.html

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はい、まぁ、小生に言わせりゃ、真っ当なというか、極めて当然の、ってゆーか当たり前の裁定です。

それどころか、国際社会としての取り組みや実行が遅すぎた感も否めません。


で、その遅さ加減はひとまず措いといて・・・。


この裁定に焦ったのか、支那共産党はこんな荒唐無稽なことを言い出しました。

はい、コチラ。

裁定が出た翌日の産経新聞経由の共同電から。


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2016.7.13 10:31更新

【緊迫・南シナ海】
中国「仲裁裁は日本の右翼が独断で組織した」と日本を名指し批判 国内の不満そらす狙いか

 中国は南シナ海問題で国連海洋法条約に基づく仲裁裁判所が中国の主張を退けたのを受け、批判の矛先を日本に向け始めた。裁判所の判断には日本の意向が反映されたと不当性を強調し、国内の不満が習近平指導部に向かうのをそらす狙いとみられる。

 国営中央テレビは12日夜、判事に当たる仲裁人を任命した国際海洋法裁判所の柳井俊二所長(当時)と安倍晋三首相の関わりを報道。柳井氏が座長を務めた有識者懇談会が首相に集団的自衛権の行使を容認すべきだとする報告書を提出した経緯に触れ「仲裁裁判所は日本の右翼が独断で組織し、公平性に大きな欠陥がある」と繰り返した。

 中国外務省も12日夜、当事国は判断に従う必要があるとする岸田文雄外相の談話に即座に反発、南シナ海問題での対中けん制をやめるよう重ねて求めた。当事国のフィリピンを除き、外務省が12日中に名指しで批判した相手は日本だけだった。(共同)

http://www.sankei.com/world/news/160713/wor1607130027-n1.html

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いやぁ、呆れるというか、くだらないというか、あまりにもアホらしいというか、馬鹿なんですかはてなマーク

ホントにバカなの!?

バカでしょビックリマーク


で、なんでこういう荒唐無稽なことを言い出すのかと不思議に思ってたんですがね。


今朝になってこの報道を見て合点がいきました。

はい、コチラ、昨夜の産経新聞のネット配信から。


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2016.7.13 21:28更新

【緊迫・南シナ海】
中国、仲裁人に個別接触試みていた 裁定に悪影響?

 【シンガポール=吉村英輝】南シナ海を巡る中国とフィリピンの仲裁手続きを進めていた仲裁裁判所所長に、中国側が個別接触を図ろうとしていたことが、13日までに分かった。裁判所はその後、この事実を暴露し、仲裁を巡る法廷外での活動を慎むよう戒めていた。裁判所からの公判参加要請には応じず仲裁人への圧力につながる行為を続けた中国側に、裁判所が悪い心証を抱き、かえって不利な裁定につながった可能性もある。

 仲裁裁判所は昨年10月29日、フィリピンの申し立ての一部について管轄権を認める裁定を下した。この裁定文の中で、当時の駐英国中国大使から仲裁裁判所所長への面会依頼があったと言及。裁判所は2013年11月14日付で、中比双方に「(5人いる仲裁人の)1人だけと連絡をとることを慎むように」とする書簡を送ったと明らかにした。

 裁定文は、中国大使館の代表者から裁判所が複数回にわたり、「非公式な質問を受けてきた」ことも指摘し、これらの行動が裁定に影響を与えないと強調。公平となるよう「立場の主張は、裁判所の全員と先方当事者にも表明されるべきだ」とした。

 英国際戦略研究所のアレクサンダー・ニール上級研究員は、12日付のシンガポールの中国語紙、聯合早報で、中国が仲裁手続きを受理しないよう裁判所に行った工作が、「国際機関に台湾の参加を認めないよう手回しする外交戦術と似ている」と指摘している。

http://www.sankei.com/world/news/160713/wor1607130067-n1.html

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はい、つまり何が言いたいのかというと・・・。

支那はこうやって裏工作をしていたわけです。

結果的には失敗したことになるわけですが、こういう卑怯な、薄汚い、根性ババ色の、くそズルいことを平気でやるのが支那なんですな。

彼らが根性ババ色なのは、歴史的にも証明されてますよね。


で、自分たちがそういう裏工作をやるもんだから、他の国、特に日本人もそういうことをやるもんだと思っているし、そうと決めてかかるわけです。


それが2番目に引用した

中国「仲裁裁は日本の右翼が独断で組織した」と日本を名指し批判

につながるわけなんですな。


考えてみれば、南京事件の捏造とか、「大日本帝國陸軍が残虐なことをした」などという有りもしない捏造プロパガンダ(宣伝工作)の数々も、「(自分たち)支那人はこういう非道なことをやる。だから日本人もやるに決まってる」という発想から出発していますよね。


彼らのプロパガンダは、今回も同じ構図だということなんですな~。

まぁ、わかりやすいっちゃあ、わかりやすいですよねシラー

なんといいますか、児戯に等しいというか、要するに・・・


やっぱりバカはてなマークえっ


だいたい、人としての誠実さとか、国家としての成熟度とか、そういうものが、“国際犯罪暴力団国家”と日本とでは全っ然違いますからね。


なんてったって、日本は世界最古の歴史を誇り、世界最高の民度を持ち、世界最強の『道義大国』なんですから得意げ