レスリングの歴史 後編 | 押忍!! 武道と狩猟と草莽崛起の日記

押忍!! 武道と狩猟と草莽崛起の日記

合気道、空手道、居合道など武道修行に励みつつ、地域の農村を守るために狩猟に出掛け、その狩猟技術向上のために射撃練習も行うほか、祖国たる皇国日本を護るため「草莽崛起」にも取り組んでいます。

ところが、紀元後の393年、古代オリンピックの第293回をもって、世の中から消えてしまうんですねしょぼん


そして、19世紀後半になって、学校教育などの現場では、レスリングが行われていたようですが、このあたりははっきりしません。


しかし、1896年に近代オリンピックが始まって、その第1回であるアテネ大会から、レスリングが表舞台に復活するわけですニコニコ


その19世紀後半当時のレスリングは、今でいうグレコローマンスタイルのみ。

しかも体重制もなく、時間制限もないという状態だったんですね。


というのも、人間同士の決闘が原型ですから、お互いに剣を持っているわけです。

剣を持っている相手にタックルしても、上から斬られたら終わってしまいます。

だから、下半身への攻撃を禁止するという、今でいうグレコローマンスタイルの格闘様式が、当時は採用されていたわけなんですね。

それから、だんだんとルールが整備されていきます。



そして、イギリスにおいて、「キャッチ・アズ・キャッチ・キャン」という、今でいうフリースタイルの原型が生まれます。


これは、剣を持たない相手同士、つまり素手vs素手の戦いでは、下半身の攻防がないというのはおかしい。全身のどこを使ってもいいというルールでないとおかしいですからね。

もちろん、この当時は関節技も行われていました。


これがアメリカに伝えられて、関節技を禁止したルールに変わって発展し、今のフリースタイルレスリングになっていくわけなんですなぁニコニコ



…と、いうことは…ですよ!?

レスリングというのは、グレコローマンスタイルこそが、元祖なわけですよ。

レスリングの大元はグレコローマンなんですよビックリマーク


だって、グレコローマンスタイルは、いわば紀元前の古代オリンピックの頃から行われていたわけですが、フリースタイルが生まれたのは19世紀に入ってから。

しかもオリンピック競技でフリースタイルレスリングが実施されたのは、1904年の第3回セントルイスオリンピックからなんですから得意げ


それなのに、国際レスリングの舞台で排除しようなどとは、言語道断です!!プンプン