先週のこと。
いつもお世話になってます「じょんそん」さんこと、熊取町五門のSさんからお招きをいただき、ケヤキの香りが真新しい新調だんじりを見学させていただきました。
ご承知の通り新型コロナの影響で、お披露目曳行がなされておりませんが、五門関係者であり大工棟梁でもあります板谷さんも、どんどん公開してよ!と快く当ブログでのご紹介を促していただきました。
久方ぶりのだんじり見学でしたので、ブログの書き方を忘れてしまった・・・ほどです(汗)。
彫刻のご紹介などは、詳しい資料が手元にございませんので、数百枚撮影した中からごく一部の写真をランダムにご紹介いたします。
地車はもちろんですが、こちらも話題になった豪華で贅沢な水桶。
玉杢の貴重さを知る人なら、この逸材がいかほどのものかお解かりかと。。。
後屋根妻板には波に浜千鳥の地彫り。
公民館とだんじり。
こんなところに梅鉢紋。
板谷棟梁作事の美しい屋根型。
大脇
摺り出しの左右外側に注目。
幟の梁から来る栓をご覧の梅鉢と五門の意匠で蓋をしてます。
大工さん、彫物屋さん。
名コンビお二人の銘。
梃子掛けに細工された兎の意匠。
棟梁の板谷さんからお聞きしたこの部分のお話は楽しかった。。。
板谷棟梁からのお話では、正面の木鼻は特に貴重だと。。。
千鳥格子に組まれた枡組が美しいです。
虹梁の底面に施された波頭の細工と、中央のシャクジョウ。
土呂幕に記された銘が誇らしげです。
大脇の兜桁を側面から。
竹の節~物見の底面は平らになってました。
丁寧な仕上げが施されてます。
美しい屋根型に柾目の葺地。
隅出すの獅子は先代から継承の親子獅子。
豪華で美しい屋根周り。
二重枡合上段には、二手先三段の組み物が。
扇垂木は柱芯からではなく、枡合上部の桁から開くタイプ。
この角度。これぞ入母屋の醍醐味です。
平の土呂幕。
木の枝が付けられ豪華な印象。
五門関係者のみなさま
この度は貴重な見学会にお招きいただきまして、誠にありがとうございました。久しぶりにだんじりを拝むことが出来てよかったです。
次は、勇壮に駆け抜ける姿を、大森神社で宮入する風景を、ぜひカメラに収めたいと思います。
大工棟梁の板谷さん
貴重な材木のお話や、おもしろいエピソードなど、いろいろお聞かせいただきまして本当にありがとうございました。時間を忘れるほど、楽しく過ごすことができました。
講演会されるのでしたら、次はお金を払ってでもお聞きしたいです♪
それから・・・
この日体調不良でお会いできなかったじょんそんさん
具合はいかがですか?
また元気になったらお会いしましょう。
みなさま
ありがとうございました。