トミィは保護犬でした。

クリスマスも過ぎた年の瀬に

保健所の人が連れていく寸前

kazukiさんに保護されました。






飼い主のおじいちゃんが

入院のために

置き去りになってしまったそうです。



トミィを溺愛していた飼い主さん。

本当は誰かがトミィを

引き取る予定だったのに

やっぱり要らない となってしまい

荷物を片付けに来た知人によって

ベランダに放置されてたそうです。

その挙げ句に保健所への連絡。



あのときクリスマス寒波とか言って

メチャクチャ寒かったのに

寒空の下、ベランダに1週間裸ん坊で

放置されて、ごはんも食べずに

生きて・・・


きっとおじいちゃんのことを

憎みもせずに思っていたのかな。


川崎市の保健所は

翌日には殺処分だそうです。


話を知ったkazukiさん

駆けつけたときには

首に縄をつけられて

連れて行かれるところだったそうです。

その後kazukiさんのブログ

里親募集を呼びかけたのでした。






この話を聞くたびに、するたびに

涙が止まらないあせる




初めてトミィに会いに行った日。


トミィのために服を作って

持って行きました。



トップも連れて行きました。

ほんの2分ぐらい追っかけっこして

トミィはわたしの膝に乗って

じっと座っていました。



トップはおもちゃをみつけて

ずーっと、おもちゃで一人遊びでした。




トミィは飼い主だったおじいちゃんと

ごはんもテーブルの上に乗って

おじいちゃんの食べているものを

一緒に食べ

トイレの場所も決められておらず

部屋中どこでもトイレ状態だったそう。


しつけはされていないし

首輪もリードもお散歩も知らなかった。


だけどトミィに会って思ったのは

おじいちゃんに

とても愛されていたのだということ。


人懐っこくて

常に人にくっついていたいトミィ。


トップと比べるとまったく違う。

おだやかでのんびり。

怒られたこともないんだなぁ。

結果的には手放されてしまったけど

ある意味トミィの穏やかさが

うらやましくも思ったのでした。