朝青龍さんが引退と・・・



これに関して、もう頭がパンクしそうなくらいコメントはあります・・・


まずは・・・彼の引退に関して「残念」という意見もあるにはありますが
基本、大勢は

「ま、今回はさすがに仕方ないか・・・」

というのが世論ではないでしょうか。


本場所のさなかに横綱たるものが泥酔するほどの大酒飲んで、一般人に
暴行を加えた・・・


暴行されたとする方が一切出てこないので、本当にその方が一般人なのか
どうかわかりませんし、報道の域を出ないですが、1500万円で示談したとか
いう流れを見る限りは、とても一般人の感覚ではないですけどね・・・


いずれにしても僕がすっごく違和感を感じるのは、マスコミや世論の

「さすがに今回は横綱の品格に欠けているから引退もやむなし」

という認識です。



じゃぁ、なんですか?

横綱ではなく平幕であれば、人をぶん殴っても良いってことなんですかね?



違うでしょ・・・


横綱だろうが縦綱だろうが、場所中とか関係なく、人が人を殴ったら、それは
社会のルールとして罰せられるべきなのではないのかなぁ・・・


人を殺すのは犯罪で、戦争で何万人も殺せば英雄になる。

これは社会が決めた、ある意味極めて矛盾したルールで、我々は所詮その
ルールに則ってしか生きていくことができない。


ルールというのはそう言う意味で本質ではなく、原則、つまりは変わっていく
ことがあり得る。

日本は島国ですが、大陸でつながっている国の国境などは基本的に戦争の
繰り返しに生まれたもので、この先も永劫未来変わるかどうかはわからない。

北方領土は明らかに日本の領土ですが、戦争に負けた結果ロシアに取られた
わけで、いくら日本が返してくれって言ったところで、そうそう簡単に返ってくる
ものでもない。

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という感じで朝青龍の話を書いているつもりがいつのまにやら北方領土の
話に飛んでしまうくらい、今回の事件にはコメントがありすぎる・・・ハハハ。


ちょっと違う視点から・・・


僕はまったく面識も、その人の本も読んだことがないけど、内舘牧子さんが
言ってることは総合的に正しいと思う。

「朝青龍はアスリートとしてはとても素晴らしい。」

デーモン閣下の言うことにも同意する。

「彼には横綱の品格が何なのかがわからなかった」

つまり、この二つをつなげると、

「力士としての朝青龍は素晴らしいが、彼はやはり国技である相撲道、横綱道
が理解できなかった」


結局はそう言うことなんだと思う。


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横綱は本人の努力でなれるものではない。

「えっ!?」

と思われるかも知れないが、そうなのだ。

結局横綱になれるかどうかは、協会の理事会で決まり、それを横綱審議委員会
が最終的に決定するというのがプロセスであって、本人が2場所連続優勝したから
と言って、自動的になれるものではない。


つまり横綱というのはなれるものではなく、ならせてもらうもの


なのである。


したがって、今回、朝青龍に対して横綱引退勧告を出すと言うことは
そもそも朝青龍を横綱として認めた協会と横審がイカンのである。


それに対して、なぜ誰も何も言わないのか?

内舘さんも辛口で有名なら、なぜ一言そう言わないのか?

「だから私は彼の横綱昇進を最後まで反対したでしょっ!」って・・・


いくら強かろうが、横綱になるための条件が
(うろ覚えですが・・・)

「抜群の品格と資質を持ち、横綱にふさわしい成績を上げること」

なのであれば、いくら朝青龍強かろうが、25回優勝しようが、彼には
もともと抜群の品格がなかったのだから、横綱にした側に責任があるので
会って、横綱にさせてもらった彼には本来はそこの責任はないと


思うんだけどなぁ・・・


朝青龍は(それが事実だとすれば) 「人に暴行を加えた」ことで責任を
取って引退するのであって、横審が出すべきは彼の引退勧告ではなく
彼を横綱と認めた自分たち自身の引退勧告なんじゃないの?

・・・って思うわけです。


貴乃花がケガをしながらも、鬼の形相で優勝を勝ち取り、当時の首相だった
小泉さんが「感動した」と言って絶叫をした。

それが横綱の品格なのか?


つまりは、どんなにケガをしようが、それによって選手生命が無くなろうとも
頑張ることを、頑張り抜くことを、この国は美学とするのか?


違うと思う。


当然、そういう決断をするときもあるだろうけど、むしろ先を考えて、あと一つ
勝てば優勝だけども、100%の力が出せないなら、そこはスパッと決断して休場を選ぶ。

こういう選択肢もあるだろうし、人によっては、それこそが品格と言うかもしれない。


品格とは何か・・・


まずもって、ここがとても曖昧で・・・人によって違う。

世界のスポーツの中でトップに立つのに実力以外で、品格を必要とするスポーツ
は相撲以外に私は知らない。


ま、でも平たく言えば周りから尊敬される行動を常とすることを品格と言うのでしょう。

じゃぁ、品格は、もともとその人が持っているものもの? それとも後から作れるもの?


僕はこう思う。


品格は全ての人に与えられているものだと思う。


そしてそれが顕在化するどうかは、その人自身の心の問題なんだと思う。

それが顕在化し、さらにオーラのように溢れていくかどうかは、その人の心の
成長があるかどうか、なのだと思う。


ホームレスでも品格ある人もいるだろうし、とてもお金をもった裕福な人でも
品格のない人がいる。

もちろん、一般的にはやはり裕福な人は心に余裕があるので、品格が出やすくは
なるんだろうけど・・・


つまり朝青龍にも品格があり、そして横綱になり、時が経つにつれ、さらに
その品格は増していくはずなのである。


しかし、彼はそうならなかった・・・


なぜか?


思うに、彼には横綱としての心の成長が無かったからである。


彼が抜群の成績を残したときに、安易に横綱にしたことに全ての責任がある、と
言った理由はここにある。

彼が100連勝しようが、10場所連続で優勝しようが、横綱にするべきでは
なかったのである。

何故自分は横綱にはなれないのか!?

彼は心の底からそれを考え、涙を流し、悩み抜いて、そこから横綱たる心の
品格が顕在化してくるんだと思う。

安易に横綱になったがために、その瞬間から、彼の心は成長していないのである。


モンゴルで中田とサッカーして謹慎喰らった時に、彼は相当にまいったという
報道が連日流れた。

確かに、彼は精神的にまいったのだろうが、それは成長する質のものではなく

「なんで僕だけ厳しく言うの?」

的な、被害者意識でまいったのだろう・・・


心から、横綱の品格が生まれるような悩み方は今回が初めてだったのやもしれぬ・・・



実際、昨日の会見・・・


横綱らしかったじゃないですか・・・


彼は昨日引退をしたのではなく、実は・・・



昨日、初めて横綱になったのかも


・・・知れない。


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駄文長文を書きました・・・最後までお付き合いいただきまして

ありがとうございます。 m(_ _)m



その方々にささやかなプレゼントです。 ↓


いただき日記 (re-start)-bottle

本邦初公開!

飲料用の酵素のボトル詰めの作業です!



もちろん、オープンエコが当局から認可を受けているのは肥料用酵素であって、
今はまだ飲料としての認可は受けていません。

これらは、その認定を受けるためのものです。

(当局も「何か」を認可するわけで、その「何か」をまずは作らないと話になりませんから・・・)


これから、このボトルの成分分析であったり、期間を置いて、その時の環境によって
中身がどう変質するか、などの厳しい審査を受けるわけですが、それでもこうやって
とうとう、まったく何もなかった状態から、こんなキレイな瓶に詰めるところまでやって
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万源酵素



酵素の横綱として、抜群の品格と資質があるものに

必ず育ててみせます!

(ちなみにボトルのラベルは、当然ながらまったくの暫定版で、実際に認可がおりて
 販売するときには、最高のラベルに付け替えますので!)