昨日は夕方北京入り。
まじ、さっむぅ! う~ブルブルガタガタ!
上海とか東京と較べて寒さの本質が違うような・・・底冷えする寒さです。
北京は4ヶ月ぶりくらいです。
前回と季節も違うせいか、久しぶり感がありますが、市街地はより一層整備されて
いる気がします。
以前は上海のほうが、何となく好きでしたが、北京のこの重厚で落ち着いた雰囲気も
悪くないな・・・なんて考えながらタクシーで空港から移動・・・
って・・・
めっちゃ渋滞・・・
半端無い渋滞で、今日の予定の6時からの会議にまったく間に合う気配無し!
あわてて先方に連絡したのですが、もともと30日の会議の予定を、先方が急遽
29日にしたい、ということで今日移動に変えたので、向こうも快く了解してくれて
1時間遅れで到着、会議をしました。
おかげで夕食にありつけたのは夜の9時・・・
北京に来ると必ず寄る、北京ダックの店に行きました。
ここはガイドブックには出ていないような小さな店で、値段もすっごく安いのですが
とても美味しいです。
日本だと下手すると5000円とか1万円する北京ダックですが、こちらだと相当
大きなものでも2500円とかなので・・・本当に気兼ねなく食べられるのが
嬉しいですね!
もう、ここにはかれこれ7年くらい来てるかな・・・
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さてさて、今日は今まで触れたことのないオープンエコの秘密を・・・ドキドキ
酵素製造関係者は必見な情報なんですが・・・ま、そんな人はいないんだろうな・・・
以前から書いているように、我々の酵素は50種類くらいの野菜や果物、漢方を
砂糖の浸透圧でエキスを抽出し、それを発酵させている、というのが基本なのですが
この過程で、大量の「残さ」が出ます。
これは砂糖をまぶし、エキスを抽出したあとの残りカスのことです。
いくらエキスを抽出したあととは言え、この残さには大量の酵素が含まれており
栄養価は非常に高いです。
しかし・・・いかんせん・・・
甘~い!
わけですよ・・・もうめちゃくちゃに甘い!
で、日本の全ての酵素メーカーはこの残さを廃棄しているそうです・・・
しかし、我らがオープンエコは、その名にかけても、それはしたくない!
ということで、今年の夏から、色々と研究や調査を始めたわけです。
まずはこの残さを家畜の飼料にする、という極めて単純な発想から入った
わけです。
いくつかの養豚場に協力をもらい、試験的に、豚の飼料に残さを混ぜ
こんで、実験をしました。
結果は上々で、混ぜ込んでいない通常の飼料のみの豚と比較すると、
発育状態や健康状態など、相当に良くて、養豚場からはぜひ引き続き
残さを提供してもらいたいという申し出をもらいました。
しかし問題は・・・その量です。
相当に甘いので、飼料に混ぜ込める残さは限られていて、このやりかたでは
なかなか残さの全てを処分するのが難しい・・・
そして・・・とうとう・・・
本当にここから先は、実に画期的な事なんです。
ただ・・・読んでいただければわかりますが・・・ま、わざわざIRとかプレスをする
ような内容でもないんですよね・・・ハハハ
実は、本当に八方調べ回って
こんな装置が、我々の工場に入っています。
うふふ・・・・さっぱりわからないでしょう・・・・(≧▽≦)
とうとう我々は見つけました・・・・
この機械に残さを入れると・・・な、な、何と・・・!
酢が、できます!
この酢は酵素を大量に含んだ、とてつもない「健康酢」です!
そして・・・材料費は
タダだよ~! Y(>_<、)Y
さらに、驚くべき事に
酢を作ったあとの残さは、糖分が適度に落ちて、飼料として最高の
状態になってます。
したがって、この機械によって、
材料費ゼロで健康酢が作れて、さらに残さは、そのまま飼料となるわけです。
これぞ、オープンエコ!
捨てるモノは何もありません。
我々の酵素は、完全なるエコ環境を実現しています!
この機械自体は、もともとは、中国で味噌などを短期で作るためにある会社が
開発して、国際特許を取って販売しているのですが、そこの研究院と共同で
装置を改良して、残さで酢ができるのではないか? ということになり、いろいろと
調整をした結果、
見事に、そうなったわけです!
実は今回、その酢も試飲してみましたが・・・
完璧に
酢でした・・・ ハハハ
水で割って飲むと、本当に飲みやすくて驚きましたよ!
今後、もう少し調整を行い、成分分析にかけて、その装置会社が飲料許可を
取って発売を始めようと考えています。
原材料費タダの、超健康酢ですよ!
そして、残さは全て養豚場に引き取ってもらいます。
楽しみですねぇ~・・・・
・・・酵素よりも、こっちがバカ売れしたりして・・・・
残さを大量に産業廃棄されている、日本の酵素メーカーの皆様、
ご興味ございましたらお問い合わせくださいまし。
喜んで、この装置を販売させていただきます。 m(_ _)m
確かに日本の酵素製造技術は素晴らしい、世界最高峰なのは認めますが、
一歩外に出ると、こんな画期的な改良が、こんな簡単にできますよ。
これぞオープンエコ!
さ、明日が2009年最終日。
今年一年の総括をしてみたいと・・・
ではでは、再見!