幻冬舎文庫「ぶどうの木:10人の”わが子とすごした、里親18年の記録」坂本洋子、平成15年、533円+税。(2003年に出た本の文庫版)。解説は石原慎太郎。著者は1957年生まれ。85年に里親として初めての子を迎えた。最初の里子君は交通事故死した。
その子は大人であれば「境界性人格障害」を疑っていいような傾向があるのだと精神科医から言われた。乳幼児期に受けたトラウマが原因で、感情が不安定で 他人を攻撃することが多く、対人関係を形成する過程で問題を起こす少年が たくさんいるのだそうです。
以上、この本から抜粋。
★うちの二番目の里子君も「境界性人格障害」という診断でした。彼は昨年 30歳で自殺されました。彼は児童養護施設で虐待され、実の親からも虐待され 高校に行ってた頃に やっとスクールカウンセラーの面接を3回ほど受けることができました。
里親になった28年前に「県の偉い人や県会議員に頼まないと 里子を回してもらえない」と県庁OBから言われました。数年前には 里子を受け入れるためには「有力里親(もう亡くなった)に歳暮・中元を届けないとアカン」という噂があったそうです。殺されそうな状況から児相に逃れてくる子どもがいるのに、そういう事を言うとは。 贈り物を受け取ったがわも 恥を知れ。、