プレイディみかこ、”オリバー・ツイストと市松人形”月刊みすず、2015年8月号、p.44~50.以下は 抜粋です。本文は買って読んでください。定価324円。
2011年におこなわれた国勢調査では、英国で生まれる子どものうち、少なくとも両親の一人が外国人である子どもの割合は全体の31%で、2001年より10%増加していたという。両親ともに外国人である子どもは18%だった。
この国に外国人が急増している。そして外国人はこの国に移住してくるだけでなく、子どもを生んで人口を増やしていく。このペースで移民が増え続けていけば、英国は人種のメルティングポットと呼ばれている米国よりもさらに多民族化か進む可能性があるという。
緊縮託児所にいると、底辺では一足先にそれが起こっているのではないかと思う。地方紙に掲載されている地方自治体の「里親募集」の広告でも近年目につくのは、「すべてのエスニシティの里親を探しています」というような文句である。つまり、福祉にケアされている子どもたちに外国人が増えているので、里親にも人種やカルチャーの多様性が求められているということだろう。
「こどもは社会が育てるもの」という理念を信条にしてきた国は世界の子どもたちを育てはじめている。
2011年におこなわれた国勢調査では、英国で生まれる子どものうち、少なくとも両親の一人が外国人である子どもの割合は全体の31%で、2001年より10%増加していたという。両親ともに外国人である子どもは18%だった。
この国に外国人が急増している。そして外国人はこの国に移住してくるだけでなく、子どもを生んで人口を増やしていく。このペースで移民が増え続けていけば、英国は人種のメルティングポットと呼ばれている米国よりもさらに多民族化か進む可能性があるという。
緊縮託児所にいると、底辺では一足先にそれが起こっているのではないかと思う。地方紙に掲載されている地方自治体の「里親募集」の広告でも近年目につくのは、「すべてのエスニシティの里親を探しています」というような文句である。つまり、福祉にケアされている子どもたちに外国人が増えているので、里親にも人種やカルチャーの多様性が求められているということだろう。
「こどもは社会が育てるもの」という理念を信条にしてきた国は世界の子どもたちを育てはじめている。