病児を抱える家族の視点から・友田尋子
「現代のエスプリ」2009年11月号p.112~122.
ともだ ひろこ先生は 甲南女子大学 看護リハビリテーション学部准教授。

この記事でいう「病児」は重病の子です。ダウン症、白血病、ウイルムス腫瘍の子が取り上げられている。

生まれてから乳児院・児童養護施設で育った子や 生まれてまもなくから ずっと それらの施設で育った子を抱える里親家庭は 重病の子を育てるのと 少し似ていると思いました。子どもが重い障害を負っていることを 知らない里親も多かったです。私も知りませんでした。

上記の記事の最初の段落と最後の段落だけ 引用します。
最初:子どもが病気になると夫婦や家族は、家族成員それぞれの思いや考え、死生観について知ることになる。ときに、家族のこれまで向き合わずにすんだものが、また向きあうことを避けてきた問題が、露呈される瞬間である。

最後:病児を抱える家族は、家族の情緒的関係の変化や変化から起こる問題および家族それぞれへの影響は、家族の関係を継続することさえ困難になり 情緒的自立は遠く、課題は山積している。
(原文のママです。なんとなく どこかに誤植があるのかなと 思います)

★この11月号は「関係性のなかでの自立」という特集で
野澤正子、「家族福祉の観点から。児童の社会的養護における家族支援の位置と変遷」
岩崎美智子、「政策主体は自立をどのように たらえてきたか。児童福祉の視点から」
という 二つの記事も でています。
どちらも 歴史、法律についての記事のようです。
”児童の社会的養護”というのは 里親と児童養護施設・乳児院での 子育てのことを まとめて 言う 学者や施設の人の用語のようです。