2011年1月21日の記事は下記サイトで読めます:
http://www.asahi.com/edu/news/TKY201101200563.html
★ 2009年度の虐待の厚労省による調査結果。
59件の内訳は 児童養護施設29件、児童自立支援施設、里親が各9件、知的障害児施設、一時保護所が各4件、その他4件。

★ ブログ管理人の蛇足:
上記の「児童養護施設 29件」というのは 全国にしては少なすぎます。実際は もっと多いと 施設にいる子どもも職員も 思っているでしょう。

◯同じ日の別のページにも
「指導施設出身者が体験。職員も年長も暴力・・・私も」という見出しで5段の記事があります。
以下はその抜粋です:

2009年度、全国の児童福祉誦設などで120人もの子どもが職員らから虐待などの被害を受けたことが、厚生労働省の調べでわかった。
九州地方に暮らす女性(29)は、今も「育てられたというより、飼育されている感じだった」という施設での日々がよみがえる。
どうしようもなく悲しくなり、涙が止まらなくなる。 

女性が暮らした児童養護施設では職員が子どもをたたいた。年長の子どもが年下の子に暴力を振るうのもふつうだった。女性も真夜中に先輩にけり起こされ、正座させられていた。
 
 女性は先輩たちと同じように、年下の子に暴力を振るうようになった。自分が力をもてたように感じて殴ることが楽しかった。時には職員を殴り、非行にも走った。

 当時からボランティアとして施設を訪れ、いまも女性の相談にのる男性(43)は「職員が子どもにすることがみなのモデルになった。彼女が自分を保つ方法として荒れるしかなかったのだと思う」。
 17歳で施設を出て、工場で働いたり、ホステスをしたりした後、結婚した。「私の周りにはいい人がいたから、心が折れずにすんだ」。だが、息子と向き合っていると、時々どうにも気持ちが抑えきれなくなり、泣きながら知人に電話をする。「どうして私だけが施設を追い出され、職員はずっと同じように働いていられるのか、って思う」

施設がより対応の困難な子どもをケアする場になっているにもかかわらず、職員の物理的な人数が足りず、多くは若いため専門性も不充分だ。
 
国立成育医療研究センターの奥山真紀子 こころの診療部部長も「生活だからだれでも世話ができるという意識で、非常に安い給料で職員が雇われていることが大きな問題だ」と語る。