ここから二本立ての二本目


魔都から脱出するのに時間が掛かり過ぎていたらしく、終電が出て行くのを見送ることしかできず 

已む無く!已む無くですよ?

元アイドルの女の子を背負ったままで泊まれる場所を検索…

しかし曜日周りの関係なのか、出張ブームだったのかでビジホは全滅

ラブホ?そんなの絶対にダメです!


途方に暮れていますと、背中のミスドランカーがとあるビジホの名前を呟くではありませんか!

これ幸いとタクシーを呼び止め、キタからBPへ(笑)

無事に投宿!

とは行かず…彼女が背中から下りてくれず、シングル2つ改めツインの部屋に変更


部屋に入った途端、背中が軽くなったかと思うと


今夜は眠らせないぞ♫


思いっきり可愛い笑顔でそう宣言され、ちょっとだけドキドキしたような…

ただ彼女の「眠らせない」の意味は別のトコロに


一晩中フィンランド民謡を延々と聞かされることになるとは…

時々GLAYさんを挟んでくれましたが

そうだった…夜10時を過ぎた瞬間から彼女は豹変すると、まなったんや飛鳥ちゃん、生駒ちゃんが証言してた、そのことに思い当たった時には手遅れ


元アイドルでミュージカル女優の声量が相手ではうたた寝も出来ず…

ドルヲタとしては至福の時間なはずが、何故か拷問に感じ出した頃


「静かに聞いてくれたから、ご褒美あげないと、ですね♫」


そう言って僕をベッドに押し倒し、ワンピースの背中のジッパーを下げ…


ここで目が覚めました!

良かったのか悪かったのか…

あのまま彼女のグラマラスな肢体を抱けたのかな?


今日の昼間、何度も様子を見に来てくれる恋人Hさんと目を合わせ辛かった!

スレンダーなHさんといくちゃんを比べてしまった自分に反省


で、二本立てはおしまい

続きが見たいような見たくないような…

彼女とラブラブするのなら兎も角、またフィンランド民謡→GLAYさんコースは…(笑)