浴槽のお湯を抜きがてら、お互いを洗面台の前で拭き合っていると、ふと何か思われたようで、急に両手で胸を隠してしまわれました

さっきは堂々と脱いでおられたのに何故?


……から……


かろうじて聞き取れたのは、それだけ

?マークを沢山浮かべつつ、僕は先にバスローブを羽織り、彼女の下着を回収、Hさんの本体はバスタオルで包んで


ひゃっ!


悲鳴をあげる彼女を再びお姫様抱っこで、ベッドまで運んで、ゆっくりと下ろしました


因みに悲鳴の理由は驚きと落下の恐怖心からだったそうです(笑)

見た目痩せてて、しかも普段杖をついてる老害に急にお姫様抱っこされたら、そりゃそうだ


隣に寄り添うように寝転ぶと、仔猫のようにHさんの方から身を寄せて来てくれました

何かこう、この子に対して感じたことのない愛おしさを感じて、彼女に向き直り、思わずギュッと抱き寄せてしまいました。Hさんもそれに呼応するようにしがみついて来てくれました



あの…



少し経ってから、二人同時に声を掛合ってしまい苦笑い

お互いが言いたいのは


本当に良いんですか?


でした(笑)



まあ、意味合いは当然のことながら若干違ってて

僕は、Hさんの「初めて」が僕なんかで良いのか?

でしたが


Hさんは、本当に「初めて」を受け取ってくれるんですか?

だったそうです