再び大雪になる前に買い出しは済ましておきたい

近所のスーパーへ、オープン時間を目指して向かった

雪国だからか、スーパーの入口は外扉と内扉がある(わかるかな？)

開店時間前だったので、外扉は開くけど内扉はまだ閉まっている

その内扉と外扉の間のスペースに、開店待ちの人達が既にたくさんいた

この時間に来ることはほぼない私

サイドの外扉から入ろうとしたら、自動扉が開かない

あ〜この時間はまだ正面の外扉しか開かないのね…

正面の外扉の方に回ろうとすると…

内側にいた女性がニコニコしながら走ってきて、手動で開けてくれた

店員さんだと思ってお礼を言ったら、お客さんだった

やさしいな〜

この日はポイント◯倍デーだったのもあってか、レジは長蛇の列…

私の前のオッサンが、カゴで順番をキープしたまま他の商品をチョイチョイ取りに行くのがイラつく

後ろの私に、申し訳ないという素振りすら見せない

(並び直せや

)

ちょっとイライラした気分で私の番になった

すると、私のレジの途中で後ろの若い男性客が店員さんに何か渡している？

私がこの日のポイント◯倍クーポンを持っていなかったのを見て、自分のを使ってあげてと店員さんに出してくれていたのだ！

ビックリしてお礼を言うと、「二枚持っていたので…」と

前述した女性もだけど、やさしい親切をすぐ行動に起こせる人ってスゴいと思う

小さいことでイラついていた自分を恥じたよ…

私も天候が悪くなる前に帰りたくて急いでいたのもあるけれど、雪が降ってきたら傘をさせばいいだけなのにね…

他人には常にやさしく親切でありたいと、私だって思ってはいるのだ

でも、こちらのやさしさや親切を当然とばかりに図々しく振る舞う奴等が一定数存在するのも事実だ

そんなのに当たった時は、

(キーッ！親切にして損したー

)

と、思ってしまう…

そこで気づいたのは、私の中では親切にしたからには相手に感謝してほしいというどこか見返りを求める心があるのだ

この日に出会った親切なお二人は、きっとそんなことは考えてないのだろう

福沢諭吉先生の言葉、

「世の中で一番尊いことは、人のために奉仕し、決して恩にきせないことです。」

私という人間はまだまだ未熟で、とてもそこまでには至らない

でも私は少なくとも人から親切を受けたら、心から感謝しようと思う

ある日の立山連峰

夕陽に照らされてピンクに輝く

立山のように、大きく美しい心でいたいと思うよ…

やさしくなりたい