明治神宮で参拝の後、
神宮御苑で紅葉狩りを楽しんできました。
この地は江戸時代、
熊本藩加藤家や彦根藩井伊家の下屋敷でしたが、
明治維新後は皇室の御料地になりました。
木々は色づき始めたばかりで見頃ではなかったですが、
それでも十分に楽しめましたよ。
東門から入苑して、すぐに四阿があります。
南池に面していて、休憩にはもってこいの場所ですよ。
江戸時代からあった南池です。
加藤清正が掘ったと言われている「清正井」から
湧き出た水が池を作っているそうです。
南池を望むように
なだらかな丘の上に建つ「隔雲亭」は、
明治天皇が昭憲皇太后のために作った休息所です。
外観しか見れませんが、
こんな所に住めたら良いなと思ってしまいますね。
一見どこの里山に来たのだろうと、
錯覚してしまうような風景が広がっていますね。
ここは花菖蒲田で、6月の見頃時期は
多くの人で賑わいます。
紫式部
ちょっと遠いですが、さざんかと紅葉の競演。
カラスウリ
御苑の最奥に「清正井」があります。
湧き出る清水は、花菖蒲田を経て南池へと流れ、
南参道に架かる神橋をくぐり
そして渋谷川の源流となるそうですよ。
ロマンを感じますね。
水鏡になるような透き通った清水は、
最近まで茶の湯に使われていたそうです。
来た道を引き返します。
花菖蒲田の辺りから散策路が枝分かれしてるので、
違う道を通って出口へ向かいます。
紅葉の見頃では無いですが、
赤く色づいた葉が青い空に映えていましたよ。
御苑は、野鳥の宝庫でもあるかも知れません。
鳥の鳴き声に結構癒されました。
最後に原宿駅前から表参道方向を見ると、
けやき並木も良い感じに色づいていましたよ。