今回の鹿児島旅最大の目的は、

カミさんの両親のダイヤモンド婚を祝うためです。

結婚してから60年という長い歳月を、

ともに歩んできた両親。

二人とも健在というのは、凄いと思います。

 

妙見温泉にある高級温泉旅館、

妙見石原荘でお祝いランチをしました。

「レストラン石蔵」の入口はやや狭いですが、

趣きある演出です。

 

 

 

 

ほどんどの客席は、半個室となっています。

 

 

 

 

料理が運ばれてきました。

ここの料理長は、京都の「美山荘」出身の方だそうで、

期待が持てますね。

 

一献ときのものと八寸

竹細工の虫かごがお洒落です。

 

 

 

かごの中は、彩り綺麗な野菜を添えた

柿とマスカットの白和えでした。

白和えによく合っていて意外でしたね。

 

 

 

鯛と蕪を一緒に蒸し煮した土瓶蒸しですが、

もたもたしてるうちに下げられてしまい

消化不良の一品です。

 

 

 

カジキマグロ漬けと卵黄の醤油漬け。

メインはカジキマグロでしたが、

ボクとしては卵黄の醤油漬けの方が

美味しく感じましたね。

 

 

 

秋野菜黒豚味噌

 

 

 

長芋をそうめんに見立てた料理は

つるりとした口当たりで口直しには最高。

 

 

 

黒毛和牛と里芋に、

6種類のきのこを餡掛けにしたきのこ鍋です。

これはと思えるほどに、美味しかったですよ。

 

 

 

土鍋で炊いた栗ご飯、渋皮ごと炊いています。

 

 

 

もう美味しくて、美味しくて、

何度もおかわりしましたね。

 

 

 

デザートは、白桃アイスです。

ブドウと梨のシロップ漬けが添えてありました。

 

 

 

すべての料理が出終わったタイミングで、

お祝いのケーキが運ばれてきました。

ろうそくの火を一所懸命消す両親の姿は、

見ていて微笑ましく思えました。

 

これからも、

できる限り長くお元気で過ごして欲しいです。

 

 

 

日帰りプランを利用したのでお風呂も入れたのですが、

結構ゆっくりと食事をしていたので

残り時間が少なく足湯に行ってみました。

 

 

 

川沿いの足湯で、黄昏る姉妹。

 

 

 

川沿いに湧く源泉のひとつです。

噴水のように湧いていました。