実家の母を誘って、牧野記念庭園へ行ってきました。
NHKの朝ドラ「らんまん」主人公のモデルとなった、
植物学者 牧野富太郎博士の住居跡です。
94歳で亡くなるまでの30年間を過ごしたそうですよ。
かつては武蔵野雑木林に囲まれていたのでしょうが、
今では西武池袋線「大泉学園駅」から
徒歩10分という立地です。
2月~4月の間に来園するのが良いみたいですね。
今の時期は、花が少ないです。
柚子が実をつけていましたよ。
まだ小さいな。
実がつき始めた千両。
これから冬に向けて赤く染まるんですね。
タマカンアオイの葉っぱ。
花は春に咲きます。
以前、高尾山で花を見ました。
牧野博士が発見し、命名した植物だそうですよ。
牧野博士が発見し、
亡くなった奥様への感謝と愛情を込めて命名した
スエコザサです。
庭園を半周した後、展示室のある記念館へ。
建築家 内藤廣氏の設計です。
常設展示の方は、写真撮影OKでした。
植物採集の道具や博覧会で購入した顕微鏡です。
朝ドラでも、忠実に再現されてますね。
剪定バサミは、ヘンケルス社製でした。
牧野博士の書斎が再現されていました。
「繇條書屋」(ようじょうしょや)と書かれた額は、
引っ越す度に持ち歩き、手放す事はなかったそうです。
足の踏み場も無いほど本に囲まれていて、
晩年まで勉強の虫だったのですね。
残り半分、庭園をまわります。
セミの抜け殻をたくさん見ましたよ。
スエコザサに守られた牧野博士の胸像です。
母は満足してたようです。
お友達を連れて、また来ようなどと言っていました。
駅から近いし、練馬区立庭園なので無料だし、
ベンチもあるので、
季節の良い時におしゃべりがてら来るのに
ちょうど良いのかも知れません。