見晴岳で水分補給した後、
今回一番の目的である高山植物の女王を見るため
先を急ぎました。
ノアザミの蜜を吸うヒョウモンチョウ。
ストローみたいな口が、長~く伸びていましたよ。
こちらは、ミツバチでしょうか。
だけどミツバチって、そもそも高山にいるのかな。
イブキシャコウソウ
デガタチドリ
そして会えました。
高原植物の女王であるコマクサです。
終盤でしたが、待っててくれました。
この後、もうひとつあるコマクサの群生地へ。
そこも咲いていてくれるかな。
シモツケソウ
ウツボグサ
ハクサンフウロ
ハナニガナ
シロバナニガナ
ミネウスユキソウ
三方ヶ峰の山頂へ着きました。
南斜面に目をやると、コマクサが咲いていましたよ。
それに、さきほどの群生地より多いくらい。
おお~!白いコマクサ発見です。
たった一株ですが、まだ咲いててくれました。
カメラは、これが限界。
ならばと、スマホで撮ってみました。
ちょっと粗いけれど綺麗ですね。
北アルプスまで行かなくてもコマクサが見れるし、
訪れる人も多くはないので穴場ですね。
烏帽子岳を望みながら。
コマクサを撮る登山客を見ると、
ほとんどの人が一眼レフでした。
やはり良い写真を収めるには一眼レフですね。
カミさんのお父さんからいただいたカメラを
来年は持参しようと思ってしまいました。
すっかり満足したので、湿原へ下ります。
ハナニガナ
シャジクソウ
池の平湿原へ来ました。
下りてきた、森の中の木道を振り返ります。
アヤメ
鏡池
周囲の風景を水面に映し出してくれて、
良いアクセントになってました。
今年最後のレンゲツツジがチラホラ。
湯の丸高原パンフレットにも載っている
お馴染の風景。
湿原のまわりは、多くのハクサンシャクナゲ。
これだけあると、有難みが薄くなってきますね。
ミネウスユキソウ
花ではありませんが、葉っぱに乗った水玉が
コロコロと可愛らしかったので。
ハクサンフウロ
シュロソウ
放開口から見た佐久盆地です。
大昔に出来た三方ヶ峰の火口縁の一部が、
「傾斜すべり断層」現象の斜面崩壊で開かれたので
そう呼ばれるそうです。
崩壊する前の湿原は、
火口縁で完全に覆われていたようですよ。
ニガナ
シロバナニガナ
ちょっと遠くて分かりづらいですが、
ホソバノキソチドリですね。
池の平湿原が見渡せるベンチで休憩しました。
おやつは、ラテとフィナンシェ。
湿原で食べる甘い物系は、
いつも以上に美味しく感じます。
最後の最後におやつタイムをして、
あとは駐車場に帰るだけです。
アヤメ
キバナノヤマオダマキ
11時10分に駐車場へ戻ってきました。
満車で、待っている車が列を作っていましたよ。
エンジンをかけると、外気温は21度でした。
湯の丸山の山バッチを購入するため、
地蔵峠のビジターセンターへ移動しました。
駐車場へ停める時、
放牧牛が見えたので寄り道しました。
リフトの券売所裏に3頭いましたが、
少し前に脱走したようです。
柵をすり抜けて道路で遊んでいたところを
通勤してきたホテルの従業員に見つかったそうですよ。
なかなか油断できませんね。
ビジターセンター前に咲いていたシモツケ。
ヤナギランも咲き始めていました。
ビジターセンター館内から、
湯の丸山山頂が見えるそうです。
ホントかな?と思い望遠鏡をのぞくと、
山頂まで続く登山道と山頂、
登山客が手に取るように見えました。
凄いなあと感心しつつ、スマホで撮ってみました。
辛うじてですが、山頂がバッチリ見えます。
湯の丸高原を後にして市街地へ下りてくると、
21度→31度と一気に気温が上昇しました。
軽井沢で遊んで行こうかと思いましたが、
渋滞に引っかかり気分も萎えましたね。
また来ようと思い、まっすぐ自宅へ帰りました。
上信越道から関越道へ合流して間もなく、
上里SAを過ぎた頃にこの日一番の気温となりました。
外気温42度、、、ヤバすぎ。
故障車が出るのもうなずけます。
おしまいです。