建替えのため
今年秋に一時閉場する国立劇場で、
【三月歌舞伎公演】を観て来ました。
さよなら公演と銘打って、大小劇場・演芸場で
色々な催し物をやってるみたいです。
席は1階席のやや右側でしたが、
演者の表情が見て取れてなかなか良い席でしたよ。
歌舞伎入門「源氏の旗揚げ」の解説を聞いた後、
休憩を挟んで「一條大蔵譚」と「五條橋」を
観賞しました。
「一條大蔵譚」は、
源氏再興の為に平清盛を欺いて生き延びる
公家の一條大蔵卿と常盤御前の物語です。
有能な人物が世間を欺いてアホなふりをし続ける
その演技が素晴らしい歌舞伎でした。
ちなみに常盤御前は、源義経の母親ですね。
「五條橋」は、牛若丸と弁慶の話です。
牛若丸の戦いぶりに惚れて
弁慶が家来になるまでの物語ですが、
テンポ良く演技が進み面白かったです。
記念スタンプを押してきました。
国立劇場でしか手に入らないという、
九段にある宝来屋さんのあぜくら饅頭です。
カミさんが食べて美味しかったと言うので、
ボクも自宅へ帰ってからいただきました。
しっとりした皮と程よい甘さの
なかなか美味しいお饅頭でしたよ。