3年ぶりに七福神巡りに行こうかと思いましたが、

母に長い距離を歩くのは自信がないと言われ、

それではと浜離宮恩賜庭園へ行ってきました。

 

カミさんが事前に調べてくれたのが、

今回は功を奏しましたね。

8か所の都立庭園が正月開園してたのですが、

そのうち浜離宮恩賜庭園で放鷹術の実演を行なうので

チェックしていました。

 

東京メトロ築地駅に下り立ち、

築地本願寺でお参りして行こうと思いましたが、

あまりに混んでいるので諦めました。

 

浜離宮恩賜庭園の大手門へ着くと、

予想外の人の多さにビックリです。

新年ツアーなのか、観光バスも来ていました。

 

 

 

入園料300円を払って園内へ。

浜離宮恩賜庭園は、

かつて徳川将軍家の浜御殿(別荘)でした。

明治に入り皇室の離宮になりましたが、

昭和20年東京都に下賜されると

都立庭園として整備され現在に至っています。

 

さざんかが綺麗でしたよ。

 

 

 

 

子福桜

 

 

 

 

つんつるてんのサルスベリ。

 

 

 

11代将軍・徳川家斉の時代に建てられた

鷹狩の休憩所を復元した「鷹の御茶屋」です。

 

 

 

農家をイメージして作られたそうで、

藁ぶき屋根と鷹狩の装束のまま休憩できるよう

広い土間が特徴です。

将軍の休憩用の、

小さな小あがりも復元されていました。

漆塗りの上り框や網代天井と、

高貴な方が使用される場所は作りが違いますね。

 

 

 

建物の裏には、お鷹部屋という

鷹が休憩する部屋がありました。

鷹は剥製ですが、細部まで復元されていました。

 

 

 

こちらも11代将軍・家斉の建物を復元した、

「燕の御茶屋」

屋根は、さわらを使用したこけら葺きです。

 

 

 

名前の由来は、

釘隠しがツバメの形をしているからだそうです。

ガイドツアーに参加すると、内部も見れるようですね。

 

 

 

鴨と「松の御茶屋」

 

 

 

富士見台から見た、

汐入の池と復元された4つの御茶屋です。

池は名前の通り、海水の池なんですよ。

隣の東京湾から水を引き込んでいます。

 

 

 

舛添前知事の時代に発注されたという

東京都所有のクルーザーが停泊してました。

二ケタ億円したらしいのですが、

何に使うのでしょうかね。

 

 

 

寒かったですが風もなく穏やかだったので、

近隣の建物が池面に映り込み

綺麗でしたよ。

 

 

 

 

江戸時代後期から鎮座してたという、

稲生神社です。

 

 

 

早咲きの梅が咲いていました。

 

 

 

 

園内を一周してきたら、

もうすぐ放鷹術の実演が始まる時間でした。

近くに鷹師がいたので、写真を撮らせてもらいました。

女性の鷹師ですが、カッコイイですね。

正装もサマになってます。

 

 

 

 

諏訪流放鷹術保存会の宗家18代目も、

女性の方でした。

諏訪流は、信州諏訪大社に縁があるようですね。

 

 



放鷹術って初めて見ましたが、

地面すれすれで飛んで行く鷹がかっこよかったですね。