梨木神社へ行こうと歩いていたところ、

「源氏物語の執筆地」

「紫式部の邸宅跡」

と描かれた看板のある蘆山寺山門に目が行き、

興味が湧いたので立ち寄ってみました。

 

 

 

大師堂

 

 

 

紅葉と鐘楼

 

 

 

本堂から見た「源氏の庭」です。

白砂と苔の庭園を囲むように、

赤やオレンジの紅葉が綺麗でした。

京都御所の隣という立地なのに、

観光客はいなく穴場的なお寺ですね。

 

 

 

 

 

境内地は、平安時代中期に活躍した歌人・作家の、

紫式部の邸宅があったそうです。

かの有名な「源氏物語」も、

この地で執筆されたそうですよ。

 

ボクたちもここに座り、

しばらくボーっとしてました。

紅葉を愛でている間に浮かんだのは、

紫式部をテーマにしたレキシの楽曲

「SHIKIBU」の歌詞です。

頭の中をぐるぐる駆け巡っていましたね。

 

 

 

十月桜

 

 

 

源氏庭の裏手へ来ました。

裏から見る紅葉も良いです。

 

 

 

本堂の裏手も、紅葉が綺麗でしたね。

 

 

 

その奥には、慶光天皇陵があります。

光格天皇の実父だった閑院宮典仁親王に

明治に入ってから追諡され、

墓所も「天皇陵」となったそうです。

歴代天皇に加えられていない唯一の皇族だそう。

 

 

 

こちらにも、皇族のお墓がありました。

 

 

 

御朱印をいただきました。

 

 

 

 

蘆山寺の斜め向かいに鎮座するのが、

今回の旅行で最後にまわった梨木神社です。

 

 

 

境内には多くの萩が植えられていて、

最盛期の頃に来たらきっと見事だろうなと

思いましたね。

 

それでも、少し花が残っていました。

 

 

 

 

 

もみじの浮かぶ手水鉢。

この時期の社寺は、

どこへ行っても風情を感じられますね。

 

 

 

京都の三名水のひとつ、

染井の井戸が手水舎にありました。

まろやかな味わいで茶の湯に適すそうなので、

ひと口いただいてきました。

ペットボトルを持っていなかったのが

悔やまれます。

 

 

 

参道の紅葉が綺麗だったのに、

参拝に訪れる人が少なく静かで良かったですね。

 

 

 

黄葉しているのは、すべて萩です。

 

 

 

 

 

御祭神は、明治維新に大きく貢献した

公家の三條寶萬、寶美父子です。

 

 

 

御朱印をいただきました。 

 

 

 

梨木神社を後にして、

京都御所の中を散歩しました。

最後まで、紅葉狩りを楽しむ事が出来ましたね。

 

 

 

 

 

 

京都の名水のひとつ「銅駝水」です。

地下水を汲み上げているそうですが、

ちょうど地元の人が汲みに来ていました。

塀の上に蛇口がちょこんとあるだけなので、

近所の方がいなければ見逃しそうでした。

 

 

 

錦市場まで歩いてきました。

夕方とあって、通りは結構混んでいましたね。

カミさんが、ここへ寄りたかったのだそうです。

 

 

 

歩き疲れたので、

地下鉄で京都駅まで戻りお土産を買いました。

帰りの新幹線まで時間があったので、

夕飯を食べましたよ。

 

「おそば処 葵」

京都駅近鉄名店街みやこみちにあります。

 

鴨南蛮蕎麦とかやくご飯のセットにしましたが、

疲れた身体に温かい蕎麦は染み渡りましたね。

 

 

 

お腹いっぱいとなり、疲れもあって、

帰りの新幹線は爆睡でした。

 

 

 

今回も、ホント楽しい旅行でした。

次回いつ行けるかなあ。

と、早くも行きたい症候群です。

 

おしまい