根津神社の北口鳥居から外へ出ると、
不忍通りをいつものように北上するところでした。
大平製パンのところで気づいて
路地に入ったのは良かったのですが、
へび道の散策だけではいつもと変わらず
つまらないなと思い、
久しぶりにヒマラヤ杉を見に行くことにしました。
「赤字坂」を上っていきます。
正面の石段は、坂の途中にあったもの。
「赤字坂」なんて面白い名称ですが、
明治の実業家、渡辺治右衛門の邸宅が
坂の北側にあったからが由来だそうです。
江戸時代から続く渡辺家は、
日本橋で明石屋という乾物屋を営み、
当主は代々、明石屋治右衛門と呼ばれていました。
敷地の前に坂が出来たとき、
明石屋治右衛門から「明」と「治」を取って
「明治坂(あかじさか)」と名付けられたそうです。
渡辺家は、明治に入り銀行を設立しましたが、
関東大震災後に経営が悪化し、
10代目の時にとうとう破綻してしまいます。
それからでしょうか、「明治坂」が
「赤字坂」と呼ばれるようになったのは。
谷中のヒマラヤ杉です。
2019年の台風で枝が折れ、その後の剪定で
今の姿になってしまいました。
伐採されずに残っただけでも良かったですが、
以前を知っているだけに
ちょっと寂しくなってしまいましたね。
隣のお寺には、大きな柿の木が。
長年愛されてきた「みかどパン店」も、
去年閉店していたのですね。
風情あったのに、残念です。
近隣のお寺よりひときわ大きな瑞輪寺です。
開山した日新上人が
徳川家康幼少期の学問の師範だったという縁で、
徳川家の庇護を受けてきた寺院です。
この日は残念ながら、
御朱印がいただけませんでした。
素敵な路地だなと歩いて行くと・・・。
朱塗りの門は、新義真言宗の加納院です。
その右隣は、国の有形文化財にも指定されている
観音寺の築地塀が建っています。
何度来ていても、歩く路地が違うだけで
見え方が変わり新鮮ですね。
割れた雲・・・。
蛍坂を下りていくと、HAGISOの前に出ました。
久しぶりなので、寄って行こうと思います。
混んでいないと良いですが・・・。
続きます。












