カミさんのリクエストで、三峯神社へ行きました。

前回行った時は、

駐車場に入るまで2時間待ちましたが、

今回は30分ほどで済みました。

 

駐車場から山頂がとんがってる雲取山と、

中央にそびえる白岩山を望みました。

2山と三峯神社奥宮のある妙法ヶ岳を合わせて、

三峰山と呼びます。

 

 

 

人気のある神社なので、参拝客も多いです。

マイカー以外、駅からバスで来る参拝客もいます。

 

三峯神社の御祭神は、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と

伊弉册尊 (いざなみのみこと)です。

日本武尊(やまとたけるのみこと)が

2神をお祀りしたのが始まりです。

 

 

 

珍しい形の三ツ鳥居。

普通狛犬が両脇を固めていますが、

三峯神社はオオカミが出迎えてくれます。

 

 

 

参道は、三峯信仰の石碑がたくさん。

 

 

 

随身門です。

神仏習合の江戸時代には仁王像が鎮座し、

仁王門と呼ばれていました。

 

 

 

カミさんと母と一緒に。

 

 

 

三峯神社の神の使い、オオカミ像です。

 

 

 

拝殿前まで来ると、参拝の列を作っていました。

ボクたちも並びます。

 

 

 

青銅鳥居と八棟木灯台。

八棟木灯台は、

江戸時代後期1857年建立の飾り灯台です。

 

 

 

龍の彫刻が見事な手水舎。

こちらも、江戸時代後期1853年建立です。

 

 

 

青銅鳥居は、1845年の建立です。

江戸深川の堅川講中から奉納されたもので、

荒川を筏で引いて来たそうですよ。

 

 

 

二対の御神木と権現造の拝殿。

 

 

 

見事な彫刻と艶やかな色彩が調和した、

1800年建立の拝殿です。

 

 

 

見る事は出来ませんが、

1661年建立の本殿は拝殿同様に全体を漆で塗られ

一部極彩色されているそうです。

拝殿が権現造に対し、本殿は春日造だそうですよ。

 

平成24年の辰年に、突如として現れた「龍」。

やはり三峯神社は、

何か不思議なパワーを持っているのでしょうね。

 

 

 

 

あらためて手水舎に見入ってしまいました。

 

 

 

 

 

拝殿に並んで、多くの摂社・末社が建っていました。

こちらは、国常立神社。

 

 

 

日本武神社

 

 

 

伊勢神宮

 

 

 

その他多くの末社。

 

 

 

三峯神社を創建した日本武尊像。

 

 

 

奥宮遥拝殿から、妙法ヶ岳山頂の奥宮を遥拝しました。

正面のちょっと盛り上がった部分の頂にあります。

 

 

 

 

秩父市街も一望できます。

 

 

 

御朱印をいただきました。

 

 

 

今回は神社の境内をゆっくり見て回ったので、

すっかりお昼を過ぎていました。

参道の茶屋へ入ったのですが、

蕎麦は売り切れていたのできのこ汁うどんにしました。

正直あまり期待はしてませんでしたが、

コシが強くて瑞々しく美味しいうどんでしたね。

 

 

 

お腹も満たされて車に戻ろうとした時、

山の斜面にシカの家族がいました。

しかも、子鹿もいます。

シカの群れは雄同志、雌同志という構成で、

子育ては雌だけがすると聞いた事があるので

この家族は雌の群れなのでしょうね。

上でどっしり構えているのが、お母さん鹿なのかな。

すると下の3頭は、兄弟姉妹か。

 

 

 

子鹿のバンビは、本当に可愛かったです。

子鹿に寄りそう仕草を見ていると、

こちらがお母さん鹿なのかも知れません。

 

 

 

こちらは、男の子か。

雄の子どもは

ある時期まで雌の群れにいるそうですが、

角が生えてきたことだし、

群れから離れるのも近いのかも知れません。

 

 

 

コミュニケーションを取っているようでした。

 

 

 

三峯神社へ行って野生のシカに出会えるなんて、

今回の旅行最後の最後で良い事がありました。