池山水源を後にして里山の田舎道を走っていたら、
牧草地で赤牛がくつろいでいました。
ようやく会えた牛くんです。
そして幹線道路に戻ると、
今度は木材運搬車の後ろにつきました。
荷下ろし用の機械も積んだ牽引車付の運搬車、
山道のカーブを上手い事運転してました。
圧巻は、カーブで大型車とすれ違う時。
ギリギリの中を走り抜けていく様は、
プロ中のプロですね。
そうこうしているうちに、目的地へ着きました。
阿蘇山根子岳の麓にある上色見熊野座神社です。
「かみしきみくまのいますじんじゃ」
高森町に4社ある熊野座神社のひとつです。
鳥居をくぐると、異世界に入った気分になります。
長く続く石段、100基近くある石灯籠。
静寂の中を、森の奥へと歩いて行きます。
参道のあちこちに、奴がいました。
マムシグサです。
しばらく石段を登ると、二の鳥居があります。
その先に社殿も見えてきました。
熊本県出身の漫画家・緑川ゆきさんの作品、
「蛍火の杜へ」のモデルとなった神社だそうです。
駐車場にいた町の人に教えていただきました。
思わぬ聖地巡礼となったわけですが、
当初の目的は「穿戸岩」に参拝するために来ました。
拝殿で参拝を終えた後、
本殿後方の山の上を見つめました。
木々の間に、ぽっかりと岩穴が開いています。
これから、ここを目指します。
10分ほど登ると、巨大な岩穴が現れます。
「穿戸岩」と呼ばれる岩穴は、
鬼八法師が蹴破ったといわれる縦横10m以上の
大風穴です。
穴を抜けて、社殿の方を振り返りました。
穿戸岩には、どんな困難な目標も必ず達成できる
という御利益があるそうですよ。
神主不在のため、御朱印をいただくには、
町の観光センターへ行く必要があったのですが、
そこはGW、駐車場で頒布していました。
上色見熊野座神社を後にして、
これから行くところも興味深い神秘的な場所です。
ナビが無ければ、ちゃんと行く事が出来たか…、
そんな場所でした。
目的地に着いた頃、強い雨が降ってきました。
小康状態になるまで車内で待機。
小雨になってきたので、意を決して歩き出しました。
牧場の中を200mほど歩いて行きます。
目的地は、正面に見えるこんもりした場所です。
「高森殿の杉」
トトロの森みたいな杉の大木で、
樹齢はおよそ400年になるそうです。
この辺りは、戦国時代の武将・高森惟直が
家臣2名とともに自刃した場所です。
元々お墓があったそうですが、
江戸時代に近くの含蔵寺へ移されたと
案内板に書かれていました。
悲しい過去を持つ高森殿の杉ですが、
一方で縁結びの御利益があります。
女優の菅野美穂さんがここを訪れ、
その直後に堺雅人さんと結婚されました。
木に宿る生命の力を感じながら、
大木の周囲を歩きました。
高森殿の杉に別れを告げて牧場地へ出ると、
ふたたび雨が強まっていました。
大木の下では、葉っぱが守ってくれて傘いらず。
杉の大木を観に来てた観光客は、
ボクたち夫婦と前を歩く年配の夫婦だけでした。
パワースポットで有名な割に、
なかなかの穴場でしたよ。
このあと、今回の旅でボクがリクエストした
神話の舞台・高千穂へ行きます。
次回に続きます。
























