大規模改修の休館に入る前に、

江戸東京博物館へ行ってきました。

今年4月から3年間ほど休館になるので、

しっかりと目に焼き付けてきましたよ。

 

 

 

チケットを購入して、エスカレーターに乗ります。

距離が長くて、まるで異次元の世界に誘われるよう。

 

 

 

ミュージアムの入口には、

2分の1サイズの長さの日本橋が架橋されています。

 

 

 

橋上から見た、芝居小屋「中村座」

 

 

 

振り返って見た日本橋。

長さは半分ですが、幅は当時のままだそうです。

 

 

 

そして、日本橋や両国橋界隈のジオラマ。

江戸は、人口100万人の世界一大きな都市でした。

その賑わいが判るような模型です。

何度見ても飽きないですね。

 

日本橋界隈

 

 

 

 

 

両国橋界隈

 

 

 

 

 

江戸城のジオラマ。

本丸と二の丸御殿の模型が観られます。

 

 

 

松の廊下や白書院の、よくわかる模型。

 

 

 

 

江戸時代初期に起きた、明暦の大火。

鎮火まで3日間を要し、江戸の大半が燃えた大火災です。

地図を見ると、ボクが住んでいる場所も被災してますね。

 

 

 

徳川家康の征夷大将軍宣旨(複製)です。

本物は、日光東照宮にあるのだとか。

 

宣旨とは、朝廷から発せられた辞令です。

書き始めに勢いがありすぎて、

最後の方は尻すぼみになっているところが

バランス悪いですね。

 

 

 

休館前の最後の企画展「徳川一門」展を観ました。

写真撮影は不可なので、せめて入口の写真だけでも。

 

徳川将軍は15代続きましたが、宗家は7代で絶えます。

御三家といえど既に宗家との縁は薄くなっていましたが、

家康のひ孫だった吉宗が8代将軍となり、

新たに御三卿を創設し

将軍家存続のため支えていきます。

 

もしも吉宗が宗家を継がなかったら、

江戸時代は早く終わり

歴史も変わっていたかもしれませんね。

 

 

 

町人や商家の暮らしぶりがわかるジオラマや、

祭りや芝居の展示を見てまわります。

 

 

 

 

 

三越百貨店の前身、大店の越後屋。

今にも刀を抜こうとする侍に平謝りの店員の姿が

微笑ましいです。

 

 

 

 

神田祭の山車と、歌舞伎の市川團十郎。

現代に継承されてますね。

 

 

 

 

ミュージアムショップで、

素敵なスケボーが売っていました。

外国人にウケそうです。

 

 

 

3年間の休館は長いですが、

どんな姿で帰って来るのか楽しみですね。