今回の旅のメイン、世界遺産となった平戸の教会を見てまわりました。
そんなに時間が取れなかったのでサッと見て回っただけですが、
いずれの教会も内部撮影は不可だったので心の目に焼き付けてきました。
まずは平戸城から見えていた、平戸ザビエル記念教会から。
雨は上がりましたが曇天で、淡い緑色の外壁もくすんで見えます。
1931年(昭和6年))に、現在地に建てられたそうです。
華やかなステンドグラスはありませんが、清楚で落ち着いた雰囲気でした。
最初にまわった教会なのでゆっくり見ようと思っていたら、
ツアーの団体客が押しかけ満員電車並みの混雑になり大変でした。
「寺院と教会の見える風景」と、平戸のガイドブックで紹介されている
場所まで歩いてきました。
なかなか趣のある石畳の歩道です。
それにしても、こういう風景はなかなか出会えませんね。
隠れキリシタンの島と呼ばれる、生月島の高台に建つカトリック山田教会です。
離合が難しい集落の狭い路地を車で進むと、突然レンガ造の教会が現れます。
教会建築の父と呼ばれる鉄川与助の手により、大正元年に完成しました。
なかなか素敵な内観でしたが、お見せ出来ないのが残念です。
先日NHKで紹介されていた、カトリック紐差教会です。
平戸島のほぼ中央に建つ教会は、長崎市にある旧浦上天主堂が原爆で
倒壊し再建されるまでの間、日本で最も大きい教会とされていたようです。
教会の前庭には、「きのこの山」のような木が立っていました。
1924年(昭和4年)、鉄川与助の手により建てられた紐差教会は、
ロマネスク様式を取り入れた大規模天主堂です。
内部は少ない柱で広がりある空間を作り、赤のカーペットが敷かれた床と
白いアーチ型天井のコントラストが美しく、ステンドグラスも綺麗でしたよ。
教会入口のピロティ部分にステンドグラスがあったので、撮らせて頂きました。
1898年(明治31年)に建てられた、カトリック宝亀教会です。
赤い外観が印象的ですね。
小さな教会ですが、内部のコウモリ天井が印象的でした。
正面はレンガ造ですが、横にまわると木造家屋でした。
コロニアル風のベランダが、可愛らしかったです。
最後に訪れたのは、1918年(大正7年)、鉄川与助の手によって建てられた
レンガ造のカトリック田平教会です。
曇天空でしたが、教会へ着いた頃に再び雨が降ってきました。
受付で見学をしたい亊を告げ、内部に入室しました。
今までまわってきた教会の中で、群を抜いてステンドグラスが美しかったです。
窓という窓が全てステンドグラスで、しばらく見とれてしまいました。
お見せ出来ないのが、本当に残念です。
外から見たステンドグラスで、少しは想像できるでしょうか。
隠れキリシタンの里、春日集落の棚田を見てきました。
撮影スポットで有名な場所は、時期的に車の乗り入れが禁止され、
今回は諦めるしかなかったです。
だけど、海に向かって延びる棚田を見る事が出来ました。
「御食事処 ひといき」
生月島へ渡った時、少し早めの昼食にしました。
呼子の二の舞はしたくなかったので早めに入店しましたが、
入店直後こそガラガラでしたが、あっという間に行列が出来ていました。
贅沢海鮮丼をいただきましたが、新鮮なネタの多さに悶絶。
注文して良かったと思えるほど美味しく、これで2000円というのは安すぎです。






















