正月2日、母を連れ、カミさんと三人で七福神に行きました。
今回は隅田川七福神めぐりです。
江戸時代後期に始まった隅田川七福神は、
全国にある七福神めぐりの元祖とされてるそうです。
11時50分、東武鉄道スカイツリー線「堀切駅」に降りたちました。
首都高速堀切ジャンクションの辺りですが、何もありません。
よく利用している、首都高速6号向島線の下をくぐり出発しました。
しばらくは、東武鉄道の線路に沿って歩きます。
堀切駅から10分ほど歩いて、毘沙門天を祀る多聞寺に着きました。
茅葺の山門は、江戸時代のものだそうです。
参拝を終え、御朱印をいただきました。
多聞寺から、次の七福神を祀る寺社までの移動は長かったです。
歩く事30分弱、寿老神を祀る白髭神社へやってきました。
境内からは、威勢の良い和太鼓の音が聞こえます。
子供たちによる、奉納太鼓をやっていました。
初詣客で、神社は混んでいます。
本社神輿を見ながら参拝の列に並び、無事参拝を済ませました。
御朱印をいただきました。
白髭神社の裏にある、福禄寿尊を祀る向島百花園へやってきました。
百花園は江戸時代後期の骨董商・佐原鞠塢が開設した庭園で、
福禄寿尊は鞠塢が愛蔵していたそうです。
寺社でない場所の七福神は、珍しいですよね。
モミジが綺麗でした。
霜よけでしょうか、面白い笠です。
赤い実がついているのは、モチノキでしょうか。
立派な七草篭を飾っていました。
蝋梅が咲いてました。
やはり暖冬なんですね。
お参りを済ませた後、甘酒を飲みながら小休憩しました。
金文字の御朱印は、三が日限定です。
甘酒休憩もあって百花園にしばらくいた後、七福神めぐりを再開。
と思ったら、今度はきび団子に吸い寄せられてしまいました。
柔らかく美味しかったですよ。
寄り道をしながらも、ようやく弁財天を祀る長命寺へやってきました。
お寺が経営する幼稚園の奥に、本堂があるんですね。
弁財天です。
参拝を済ませ、御朱印をいただきました。
長命寺といえば、門前の桜餅が有名です。
近所には同じく有名な言問団子がありますが、
ここはやはり桜餅をいただくことにしました。
ふだん和菓子屋で目にする桜餅と大きく違うのは、桜葉が大きい亊。
塩漬けされた桜葉を三枚重ねた中に、薄皮の餡子が入っています。
一緒に出されるお茶とともに、美味しく頂きました。
布袋尊を祀る弘福寺は、長命寺の隣にあります。
ふくふくとした布袋さんですね。
境内にある祠で祀られる爺婆尊は、風邪除けの御利益がある事で知られてます。
受験シーズンになると、参拝客でにぎわうのだとか。
咳止め飴をお土産に買ってきました。
スカイツリーが近づいてきました。
御朱印をいただき、ラストスパークです。
七福神めぐりも大詰め、恵比寿神と大國神を祀る三囲神社へ来ました。
江戸時代の豪商で旧財閥三井家の守護神である当神社は、
現代でも三井家との関わりが深いようですね。
「三囲のコンコンさん」と親しまれている狐像です。
目尻が下がっていて、優しい顔立ちですね。
恵比寿神、大國伸の祀られている社殿にも、多くの参拝客がいました。
2009年に閉店した、三越池袋店のライオン像が奉納されています。
参拝を終え、御朱印をいただきました。
途中休憩を挟み、3時間15分の七福神めぐりを無事終えました。
七福神めぐりでは、御朱印の他にスタンプもいただけます。
布袋尊スタンプを逆さに押してしまい、慌ててしまいました。
三囲神社からの最寄り駅は東武鉄道スカイツリー駅ですが、
浅草まで歩いてお茶することにしました。
墨田区役所の一画に建つ、勝海舟像です。
何故ここなのか・・・、ゆかりの地らしいですね。
吾妻橋から見る、スカイツリーとアサヒビールタワーとスーパードライホール。
スーパードライホールは、「うんこビル」と呼ばれ親しまれています。
正月の浅草は、大変な事になっていました。
ふだんも混みますが、その何倍もの大賑わいです。
休憩しようと思ったのですが、やめました。
そのまま歩き続け、蔵前のカフェ・ベローチェで休憩しました。
しばらく休憩してたら、母がまだ歩きたいと言うではないですか。
希望に沿ってもう少し歩くことに。
江戸情緒の残る、神田川を渡ります。
どこを歩いても、スカイツリーが見えます。
結局、三囲神社から歩いて我が家まで帰ってきました。
途中休憩挟んで2時間、七福神めぐりと合わせて5時間15分、
約13キロで16500歩、よく歩きました。


















































