国立新美術館で開催中の【安藤忠雄展-挑戦-】へ行ってきました。
【草間彌生展】の時は外まで並んでいましたが、今回はすんなり入場出来ました。
入口正面壁は、安藤忠雄の代表作「住吉の長屋」になってました。
すんなり入場出来ましたが、会場内はかなりの混雑ぶりです。
プロボクサーから独学で建築を学び、世界的な建築家となった安藤忠雄氏。
会場入ってすぐに、安藤さんのデスクのあるアトリエの一部を再現してました。
大阪にあるアトリエは、数回の増改築を経て今の姿になったそうです。
こんな立派なアトリエなのに、自身はマンション住まいだそうです。
著名な建築家なのに、自宅がマンションだなんて庶民的ですね。
展覧会は、6つのセクションに分かれていました。
安藤忠雄氏の「建築の原点」と言えるセクション1「原点/住まい」は、
満員電車並みの混雑で作品がまったく見えません。
そこで大活躍したのが、音声ガイドです。
なんと安藤忠雄氏本人が、自身の作品を解説してます。
大阪のおっちゃんらしく茶目っ気たっぷり、でも真面目に解説されてました。
今回の目玉は、屋外展示場に「光の教会」が原寸で再現されてます。
この展示のために、増築申請したそうですよ。


大阪府茨木市にある教会で、一度見学に行きたいと思っていました。
コンクリートの壁面いっぱいに十字架状のスリットが切られていますが、
本物の教会は、信者の反対があってガラスが入れられたのだとか。
側面のスリットにも、サッシが入っているようです。
この原寸大モックアップは、ガラスは入ってなく自然のままを体感できます。
本物にはない、安藤忠雄氏が目指す空間を忠実に再現した建物という事ですね。


屋外展示場から戻ると、展示室は一気に開かれました。
相変わらず混雑してますが、大空間になった分見やすくなっています。
音声ガイドに耳を傾けながら、展示物を観て歩きました。


直島プロジェクトの空間インスタレーションをやっていましたが、行ってみたいですね。
来年こそは、と思っています。

会場では、学生や外国人の姿が多くみられました。
表参道ヒルズや東急東横線渋谷駅といった知名度ある作品や、
海外の大型プロジェクトが増えたからでしょうか。
最近は、建築のみならず社会活動に取り組んでいられる安藤忠雄氏ですが、
これからもいろいろな事に挑戦していって欲しいですね。
ミュージアムショップで図録を買ってきました。
展示内容に沿って、全300ページ超をカラーで紹介しています。
お値段は1980円と超破格、学生が買いやすい値段設定になってるのでしょうね。
安藤忠雄氏のイラストとサイン入りです。


それと、作品をプリントしたマスキングテープを買ってきました。

国立新美術館の開館10周年記念で開催された今回の安藤忠雄展は、
12月18日までやっています。
建築を知らなくても、十分楽しめると思いますよ。
ちなみに美術館の設計は、10年前に亡くなった建築家・黒川紀章氏です。
照明の使い方が上手ですね。
偶然ですが、年間購読している建築雑誌に安藤忠雄氏のアトリエが特集されてました。







